内容説明
「事実」などどうでもいいのです。
自分に都合のよいときは利用し、都合が悪いときは捻じ曲げるか、隠蔽するか、嘘をつけばよいのです……
元アメリカ陸軍特殊部隊員が香港密着取材!
世界75カ国に滞在し従軍記者・カメラマンとして戦場を熟知する男が、6か月間、取材のために滞在した香港から、民主化デモ騒動の現場で起こっていた出来事を赤裸々にレポート。中国共産党の正体を明らかにする。
中国発の“情報戦ウイルス”から身を守れ!
●私はアメリカ人として、中国が世界で経済的、政治的、軍事的に優位に立つために、その戦略において使用している情報戦術やほかの戦術を絶えず注視しています。
●情報戦は、これまでのところ日韓関係を切り裂くのに大きな効果を発揮しています。被害者は日本だけではありません。私は香港に滞在し、香港や台湾に対して大規模な情報戦が仕掛けられているのを自分の目で見てきました。これまでに6か月間、香港の市街戦に参加し、何百回と催涙ガスを浴びたり、ゴム弾を受けたり、警察に「拘束するぞ」と脅されたりもしたし、ほかにもひどい目に遭いました。「慰安婦」カルトのメンバーたちが操り人形であるのと同じように、香港警察も北京(中国共産党)の操り人形なのです。
●中国は、あらゆる種類の情報の形をした“ウイルス”をばらまいています。知識が感染防具です。知識が自分の身とコミュニティーの両方を守るマスクなのです。知識は予防接種でもあります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃみ母
1
日本のことが心配になる。歯がゆい思いでいっぱいになる。2021/03/20
朝ですよね
1
情報戦がどのように繰り広げられているかが知りたかったが、内容的には少し違った。どちらかと言えば、香港デモや従軍慰安婦など情報戦で使われるテーマの真実について、ジャーナリストである著者が経験から語るという内容。2020/09/02
カナッパ、ユイッパ
1
(★3.8) 著者の発信する情報の確からしさ、タイミング、狙いは、日本に圧倒的に不足している情報戦の現実をとらえるうえで本当に役に立ち、感謝します。 ただ、いつも思うのですが、タイトルがイマイチですね。注目を集めるためには仕方ないのかもしれませんがもう少し如何にかならないでしょうかね2020/03/16