- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少女/レディース)
内容説明
舞台は沖縄の離島。ここで美容師の睦と小学生の一星父子が慣れないふたり暮らしに挑戦です!緩やかな空気と島の人、美味しい食べ物を通じて、それぞれが成長していきます。毎日一生懸命で、疲れたあなたの心に効くあったかい物語!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
71
離島留学してきた訳あり父子。父親は理容師と美容師の資格を持ち、息子は何があったのか喋れない。慣れない田舎暮らしとガードがかたい島民。息子を不安にさせないようにと必死になる父親。最後の方で父親が島民の偏屈ジイさんに言ってもらえた言葉「子供が大変な時は親はその10倍大変なはずさー」にホロッときたし、ホッとした。親だって不安で泣きたくていっぱいいっぱいになる。それを当然のこととして思い遣ってくれる人がいて、次巻が俄然楽しみになった。2022/10/30
まりもん
21
離島留学をしに来た父子。島民との距離もあってなかなか美容院に客は来ないのが寂しいな。だからこそ髪を切りに来てくれたら本当に嬉しそう。2020/04/11
すぱちゃん
20
息子を連れて沖縄離島にやってきた、美容師兼理容師の陸。島のおじいに言われる一言、「大人になったら泣くも笑うもおんなじよ 区別なんかないさ おんなじ物で出来てるんだからね」。私も大いに笑って泣こう!2020/03/08
ブラフ
16
久し振りに高橋しん面白い。相変わらず、柔らかくて優しい物語。沖縄の離島に島留学で親子で東京からやってきた美容師と理容師の資格を持つ春田陸と小4の息子の一星。一星が東京の小学校で何があったのかはわからない。でも、父親として奮闘する不器用な陸の優しさと、父を慕う引っ込み思案だけど心優しい一星。2人が島でどう受け入れられていくのか、これからが楽しみ。2020/05/01
多津子
12
ふたりで生活を始めたばかりの父子が南の島に移住。離島に移住しては挫折して帰っていく人たちに、島の人たちが警戒心を抱いてしまうのもしかたがない。父子だけでなく、島の人たちとの距離もゆっくりと、だけど確実に縮まっていくのだろう。それにしても、台風来る前に屋根は直した方がいいと思うよ。2020/06/28