ちくまプリマー新書<br> 科学の最前線を切りひらく!

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ちくまプリマー新書
科学の最前線を切りひらく!

  • 著者名:川端裕人【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2020/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはお支払い画面でご確認下さい)

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内容説明

恐竜など魅力的な太古の動物たちはいかに生まれ、今の生き物たちとつながっているのか? 脳は日々どのような精密な働きを営んでいるのか? 悠久の昔から、現代の最先端科学まで。そして超マクロの視点から人体のミクロの領域まで。幅広い分野をリードする科学者たちが、その知的探究の全貌を明かす!

目次

●はじめに
●恐竜から魚類まで、脊椎動物の起源を追う 宮下哲人
恐竜少年が「脊椎動物の起源」に挑む
博士課程ではヌタウナギとヤツメウナギ
恐竜少年が生まれるまで
単身カナダへ渡った高校時代
恐竜発掘と研究の聖地にて
恐竜まみれの高校時代
角竜の研究で論文デビュー
化石を探して旅した夏
美しい標本について
巨大なテーマに立ち向かうわけ
「顎」の誕生のインパクト
ゲノム編集技術で新たな視野を拓く
●雲を愛でて、危険を察知する 荒木健太郎
スマホやコンデジで撮るすごい雲
市民が参加する気象研究
関東ではなぜ「雨か雪か」の予測が難しいのか
雪は天から送られた手紙
「#関東雪結晶 プロジェクト」
「#霜活」をしながらのぞむ新時代
雲を愛でる研究者が誕生するまで
自分史上最高の雲
「ゲリラ豪雨」から身を守る
●謎に満ちたサメの生態に迫る 佐藤圭一
サメに襲われる被害は増えている?
激減する深海ザメ
三〇〇匹を妊娠するジンベエザメの繁殖の謎
卵生か胎生かの違いは大きなことではない?
胎内で保育するサメたち
子宮もあるし、胎盤もある。そして共食いも!
子宮の中で「授乳」する
もし羊水が栄養スープだったら……
サメ博士が生まれるまで
飼育下の研究から野生へ
●錯視から入る不思議な知覚の世界 四本裕子
錯視コンテストは楽しい!
錯視探しは研究者入門編だった
その時、脳はどう動いているのか?
点滅すると時間がゆがむ?
退屈な会議が早く終る?
わたしたちは同じ「赤」を見ているのか
「分離脳」が明かした感覚のつながり
「男脳」「女脳」は科学的には支持できない
科学における誠実さとは
●忍び寄るマイクロプラスチック汚染の真実 高田秀重
東京湾の魚からマイクロプラスチック
マイクロプラスチックはなぜ問題なのか
海のプラスチック量が魚を超える日
南極・北極から深海まで──広がる汚染
生き物の体内からも見つかる
フィールドを駆けめぐる
ラボでの緻密な分析作業
水底の堆積コアが歴史を語る
あらためて、健康への影響を考える
すでに被害は起きているかもしれない?
野生の海鳥では「黒」に近づく
ペットボトルにマイクロプラスチック?
減らすことから始めよう
レジ袋規制が必要なわけ
循環型経済の中に組み込む
「水質探偵」としてのスタート
世界中で「下水の指標」を探す
人は子孫から大地を借りて生きている
●ゾウとサイがあるく太古の日本 冨田幸光
日本で発掘された絶滅哺乳類化石
日本に最初にやってきたゾウたち
ゾウの楽園が花開く
ゾウが多様だった時代にはサイもいた!
謎の絶滅大型哺乳類デスモスチルス
束柱類は謎だらけ
「原始的」ではなかったアマミノクロウサギ
ウサギを研究する醍醐味
巨獣たちはなぜ消えたのだろう?
日本での絶滅には二つのフェーズがあった