内容説明
古来日本人は、植物たちや花々の姿を愛で、歌に詠み、絵画に描いてきた。慌ただしい日常の中で、草花を見るために出かけたり、自ら育てている人も少なくない。
本書では、日本の草花を四季に応じて紹介する。植物に関して興味深い事実を紹介することに加え、日本人との関わりにも筆を伸ばし、自然をより身近なものにするよう工夫が凝らされている。
紹介する草花には大きく美しいカラーのイラストを添えた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめぴょん
6
著者は農学博士で植物生理学専門というだけあって、植物学的ウンチクは私たちにもわかりやすいです。それのみならず文学者かのように文学の中で花がどのような位置づけであったかということについても歴史的背景とともに考察されていてなかなかに興味深い本でした。他にも名前の由来、生活の中での関わり(竹細工など)、薬草としての植物中の成分について、植物が身を守るために茎や葉に毒を有しているという話、窒素固定によって土を耕す栽培植物…。一つ一つの植物の話も良かったですが、コラム欄も面白かったです。これを読むとちょっとした2020/05/28
読書記録(2018/10~)
1
日本に咲く花々を、四季ごとに章立てして紹介。生物学的・文化的両面から語られている。写真でなくイラストというところが、見やすくて美しく好感。2022/06/03
Balzac's coffee
1
#tip 紫陽花の葉には毒。2020/10/17
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