内容説明
癒しの場として、日常生活のアクセントとして、人々が出会う場として、いま銭湯が若い人を中心に大きな人気となっている。銭湯の画期的なリニューアルを多数手がける建築士が豊富なビジュアルと共にその魅力を語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビイーン
33
銭湯改修案件の事例集はとても興味深かった。意匠設計事務所が執筆された本であるから建物のデザイン主体なのは仕方がない事ではあるが、設備側(空調換気、給湯設備、排水設備、照明)も大いに気になる。デザイン優先の納まりを設備、電気の実施設計および施工で如何にして解決していったか、裏側の壮絶なドラマも知りたくなる。2020/12/19
山田太郎
28
えらくニッチなところ専門にするもんだと思った。一部上場の会社もいいけど、ニッチな日本一の会社もいいものだと思います。就職されるかたは大手企業でなく地味だけど、日本一の会社探してみるといい思います。2020/06/26
おかむら
27
東京のリニューアルしたデザイナーズ銭湯界隈ではその名を聞かない日はない(大げさか)、今井健太郎さんの初の著書。自らが手がけた16銭湯を豊富な写真とともに紹介。私はまだ5銭湯しか行ってないけど好きだわー今井さんの設計。オシャレなのに妙に落ち着く居心地の良さ。必ず水風呂があるのでついつい長居しちゃうんだわー。学芸大学の千代の湯の水風呂が好き。仄暗くて実に落ち着くんだわー。2020/03/14
ろべると
7
デザイナーズ銭湯というものがあることは知らなかった。建築家である著者が都内で十数ヶ所の古い銭湯のリノベーションを請け負い、新しい空間に作り替えている。と言ってもアーティスト大竹伸朗による直島のI♡湯のように斬新なわけではなく、またスーパー銭湯などのようなレジャーランドでもない。あくまでも地元の人たちが利用してきた銭湯の文化を引き継ぐ形で新たに作り替えているところに好感が持てる。会社の帰りにでもタオルを提げて寄ってみたくなる。2022/07/30
みーちゃん
5
改良湯、第一金乗湯、はすぬま温泉銭湯にいっていたい 銭湯はなぜか温まる2023/02/18