内容説明
小さな工場で働く月也は、唯一の家族だった双子の弟を事故で亡くしてしまう。弟は神秘の国と言われる砂漠の国の王子と結婚を誓っていた。深い悲しみを抱えながらも王子に弟の死を伝える為、王国を訪れた月也だったが、驚くことに王子も既に他界していた。そして月也は弟と間違われ、王子の兄・アサドに囚われ押し倒されてしまう。王国にはある風習があったのだ。『未亡人』となり、栄誉ある死を選ばなかった者は、王族全員の慰み者となるという恐ろしい風習が……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
辺辺
21
積本崩し。う~む、皆好しとする王道なアラブものを書こうとした吉田さんだが、これは真実をなかなか言わなかったのが合わなかったな。(何ぐずぐずしてるのよとイライラ、爆)個人的に吉田さんといえば、トンデモのイメージが強いので(らごうとさしゃは別枠よ、笑)できることなら、トンデモアラブものを書いて欲しかったな。粗筋の「未亡人」設定にゾクっと期待したのにな。残念。レーターの石田さんの描く表紙と挿絵は素敵〇2020/06/04
なみ
8
アラブ王道もの…わりとあっさりしてたかも。真実を先ずはアサドに言いなよ〜って思ったけど言ってたら流れが変わってたのかな?2020/08/01
cikorin06
6
イラストは良かったので期待したけど、月也の我儘が鼻について好きになれなかった。2019/11/03
のい
1
吉田先生のBLはいいものだよ2019/05/27
soushi
1
意外とあっさり読めたアラブ2019/03/04