宝島社文庫<br> ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

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宝島社文庫
ツインソウル 行動心理捜査官・楯岡絵麻

  • 著者名:佐藤青南【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 宝島社(2020/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299002440

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内容説明

累計54万部突破の「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ(通称エンマ様シリーズ)、最新刊です! 人気YouTuberが殺害され、加害者である暴力団員は道端でぶつかっただけで被害者とは面識がないというが……。ホームヘルパーとしてつましく暮らしていたはずの女性の遺体には、むごたらしいリンチの痕があり――。路上で無差別殺傷事件を起こした男を取り調べていると、ネットで殺人教唆を受けたような形跡が。その糸を辿っていくと、死刑囚として服役しているはずのある人物に行き着き……。相手のしぐさから を見破る美人刑事が真実を暴く全4話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

utinopoti27

154
得意の行動心理学を駆使して、容疑者を追い詰める、『エンマ様』こと楯岡絵麻の活躍を描く、人気シリーズ第8弾。今回収録されている少しダークな4つの短編は、事件解決かと思えた先の「ひとひねり」が目を引く。とりわけ、最終話のラストで登場する最凶の女性キャラと、絵麻は今後どのように対峙していくのか。表裏一体の宿命『ツインソウル』の今後が気になるところだ。ちょっと頼りない相棒の西野刑事を筆頭に、脇を固める個性派キャラたちもいい味出しており、読書の楽しさを味わうにはうってつけのシリーズだと思う。2022/03/05

nobby

142
シリーズ第8弾はまさに原点回帰の4短編を存分に楽しめた。ちゃんと醍醐味である大脳辺縁系との対話を盛り込みながら、いろんな人物目線や過去エピソード絡めてマンネリ感じさせないのはお見事!「いくつになっても綺麗だな、ゆり子ちゃんは。」いや、それ激しく同意だけど思い浮かべるキャラそっちなの!?(笑)西野のキャバクラ依存が無いのは寂しくもゴール近しの証なれば!コミカルに読ませながら、そこに漂う親子の不遇やすれ違いが何とも虚しい…ちょっと鼻につく新キャラと無力感ばかり残したラスボス再登場が今後どう展開するのか楽しみ♬2021/09/11

Yunemo

112
残念ながら、当初の読み始めの際の衝撃が、自身薄れがちになって来てるのを感じて。でも本作品4編の中で新たな展開が予想される、著者もどこかの方向へ転換しようとしているのかな、との想いも。西野との絡み、筒井、綿貫コンビとの新たな接点、林田シオリの登場、行動心理を駆使するエンマ様の捜査手法の新たな展開、楽しみな予感もあって。ただ、最後に記される楠木ゆりかとの今後の対決に関しては、現実味をおびての手法であって欲しいな。ツインソウルの意味が本作からの始まりで、心理戦で劣勢な状況になってしまうエンマ様の苦悩も興味あり。2020/03/29

アッシュ姉

104
早くもシリーズ第八弾。やっぱり好き好き。すらすら読めて飽きのこない安定の面白さ。ドラマは東野になってしまったけど、西野も健在でホッ。事件も興味深いし、エンマ様の取り調べの腕はますます磨きがかかって惚れ惚れしてしまう。ツインソウルという意味深なタイトルが気になっていたが、まさかあの人に繋がるとは。これからどうなっていくのか、続編を楽しみに待ちたい。2020/06/05

☆よいこ

87
エンマ様⑧被疑者の無意識な反応を読み取り、どんな嘘も見抜く楯岡絵麻は事件に隠された裏の真実をも突き止める。短編が4つ[人気者を殺ってみた]人気ユーチューバーが殺害され暴力団構成員が逮捕された。アリバイを主張するがタバコの吸殻から位置を確定[歪んだ轍]強盗殺人の犯人は累計犯罪者。悔い改めたはずが悪い仲間に引きずられる意思の弱い男[トンビはなにを産む]暴行を受けて殺された介護士の女性。容疑者は要介護者の娘[きっと運命の人]無差別殺人未遂事件で捕まった犯人は反省しているフリをする。唆したのはあいつ▽次巻に続くか2021/09/23

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