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内容説明
人は無意識にデザインに合わせて行動し、不便を諦めていることがある。これがデザインの「バグ」。「行為のデザイン」は人の行為を観察し、よりよい形を見つけてバグをなくす。多くの有名企業も取り入れる思考法を豊富な事例で解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
15
モノのインターフェイスを越えて、利用者の行為まで考慮に入れるデザイン設計。それを体系化して、ワークショップにもなってるんだ。こういうのって、センスのある人しか、結局できないのかな、と思ってたけど、手法としてまとまってきたのか。凄いね。2020/03/17
tkokon
2
【バグ探し】○非効率のバグ、迷いのバグ、矛盾のバグ、負環のバグ、心理のバグ、誤認のバグ、○プロセス因子、属性因子、慣性因子、記憶因子、環境因子、不適正因子、その他因子。○このマトリクスで一つの体験(例えば電車に乗る)を最初から終わりまで丁寧にたどると、バグがたくさん。●当たり前すぎて認識できていない「バグ」をいかに見つけて取り除けるか2022/12/31
白石 博子
1
“人の行為をデザインするということは、マジョリティの行為に沿うことでもあります。” 中央に柱のある通路の左右どちら側を通ろうと人が思うのか。階段の上り下りの流れを作るにはどうするか。ちょっとのことで人の意識はコントロールできるのだけど、なかなかそこに気づけない。不便だけどできないわけじゃないから特に何も言わないという人が多分たくさんいる。細かいことを気にしないのを美徳だと思ってる人も少なくないけど、「できる」ことと「しやすい」ことは実は大きく違うのだと気づいてほしいし、改善の邪魔をしないでほしい。2023/08/16
ぷー
1
事例が本当にたくさん紹介されている。ワークショップの方法まで記載されているので、本当に必要になったときに再度よみなおしてそのまま使えそう。2023/07/01
ゆ
1
前半おもしろかった。2021/11/27