交通新聞社新書<br> オリンピックと鉄道 - 新幹線だけじゃない、五輪と鉄道の深い関係

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

交通新聞社新書
オリンピックと鉄道 - 新幹線だけじゃない、五輪と鉄道の深い関係

  • 著者名:松本典久
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 交通新聞社(2020/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784330019208

ファイル: /

内容説明

1964年東京、1972年札幌、1998年長野と、国内で開催された過去3回の大会を機に、
鉄道を中心とした交通インフラがどのように整備され、大会期間中にどのような輸送が行なわれたのか。
都市基盤が発展途上にあった当時、現在とは大きく異なるできごとが次々と起きていたのだった。
昭和の東京大会から平成、令和と時代を重ねた今、「あの五輪のときにはこんなことがあったんだ」
というエピソードの数々を、当時の貴重な記録を紐解き掘り起こす。

■目次
はじめに
 ・ 1964年 東京
 ・ 1972年 札幌
 ・ 1998年 長野
おわりに 2020年 東京

■著者紹介
松本 典久(まつもと のりひさ)
1955年東京生まれ。出版社勤務を経てフリーランスの鉄道ジャーナリストに。
『鉄道ファン』や『旅と鉄道』などへの寄稿、鉄道関連の書籍、ムックの執筆や編著などを行なう。
近著に『時刻表が刻んだあの瞬間―JR30年の軌跡』)(JTBパブリッシング)、『東京の鉄道名所さんぽ100』(成美堂出版)、
『Nゲージ鉄道模型レイアウトの教科書』(大泉書店)、『昭和の終着駅』シリーズ、
『君も!鉄道マイスター 首都圏』(以上、共著・交通新聞社)、『どう変わったか? 平成の鉄道』(交通新聞社新書)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

27
オリンピックと鉄道という組み合わせが意外に思えたが、たしかにオリンピックに向けて新幹線やモノレールが作られ、未曾有の大量輸送に備え輸送計画が練られ…と、インフラ形成の上で大きな出来事なんだなぁと、興味深かった。2021/06/18

西澤 隆

8
東京五輪当時の写真を見るとモノレールの足下は漁村のよう。東京のまちも「いだてん」を見るかのような風情。東京五輪は歴史上の物語なのだなあと思う一方、長野五輪は働き始めていただけに「ちょっと前」な印象。ご近所を通る新幹線がスーパー特急とかミニ新幹線になっていたら相当上京も面倒だったと思うと五輪が絡んで当地までフル規格で作ってもらえたのはありがたいなと思うなど「五輪という開発の大義名分」の強力さを痛感する。仕事で関わった家族が、長野五輪の鉄道開発を「今のSDGsに繋がる」と高く評価してくれたのを喜んでいました。2020/03/09

ビスコ

4
東京・札幌・長野の五輪によって大きく動いた鉄道網を紹介する一冊。復興のタイミングでもあったり鉄道網の動きも大きかったというのもあり、約半分は東京五輪。 金額が膨れ上がったりと色々言われつつも、2021五輪で大きな交通網の変化が無い(高輪ゲートウェイと虎ノ門ヒルズ駅くらい?)辺りは、過去の遺産をきっちり使ったコンパクト五輪なんだな、と一応理解。2020/06/03

Teo

3
第1章の前半は鉄道ファンなら首都圏やその辺の鉄道事情の変遷史なのでもう知ってるよと言う感じ。でも鉄道は知ってても車を知らないとその後にある道路事情の話はなかなか興味深い。札幌五輪についてはこれは私が現地で同時代史として経験した物。それまでの古い札幌市街を網羅していた市電が次々と廃止されて行き、地下鉄工事は駅前の市電を鉄板の上を走らせる形で工事が進んだ。一瞬の時期の西4丁目→西4丁目の環状運転の時も乗った。2020/06/24

インテリ金ちゃん

2
東京と長野は、新幹線の開業が伴い大きな変化が感じられた。札幌は遠いせいか、いまいち実感がわかなかった。2022/01/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14886896
  • ご注意事項

最近チェックした商品