内容説明
江戸時代の牢屋敷の実態をつぶさに綴る。囚獄以下、牢の同心、老名主以下の囚人組織、刑罰、脱獄、流刑、解き放ち、かね次第のツル、甦生施設の人足寄場などなど、牢屋敷に関する情報満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さいちゃん
11
興味あるタイトルだったので購入しましたが、読みにくく内容が頭に入ってこなくて、途中で断念。2019/11/13
筑紫の國造
7
文字通り江戸時代の牢屋事情について書かれた、かなり面白い本。劣悪な牢屋内の環境、牢名主を頂点とした階級制、「柵作り」と称して行われる殺人など、その内情は想像を絶する。末尾に付される吉田松陰や高野長英の物語も大変面白く、牢屋内の状況が世相を反映し、ひいては幕府の衰退まで写す鏡となっていたというのはなるほどと思わされる。他にも「鬼平」こと長谷川平蔵による牢内改革、切支丹屋敷の出来事など興味深いエピソードが多くあった。文章は軽くて非常に読みやすい。2026/03/11
木倉兵馬
0
江戸時代は何かと理想化されがちなものの、刑罰は凄惨だったことを忘れてはならない。たとえ死罪とならずとも、牢名主ら囚人の自治組織は非常に剣呑でおぞましい仕打ちを平然と行ってくる。岡っ引きへの報復私刑は凄惨の極み。しかしながら鬼平で有名な長谷川平蔵が更生施設の性格をもつ人足寄場を整備したことも覚えておきたい。2022/06/14
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