文春新書<br> 最強の相続

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文春新書
最強の相続

  • 著者名:荻原博子【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2020/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166612505

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内容説明

相続法が40年ぶりに大改正。トラブルから身を守れ!

家族がいる以上、いつかは誰もが関わる「相続」。そこには、思いもかけないドラマが待っています!
「うちにはそんな財産はないから対策は必要ない」、「お金は遺さず使い切っていくから大丈夫」などと自分には無関係と思い込んでいる人は少なくないでしょう。
しかし、仲の良かった家族が憎しみ合い、血で血を洗う争いが起きることもしばしばあるのが現実です。
そんな「相続」のドツボにはまらないためには、法律の知識だけでなく、「相続」の現場を知り、その生々しい実態を理解しておくことが必要です。
本書では、約40年ぶりに「相続法」が大改正されたことを踏まえ、「安心な相続」、「損をしない相続」のためのヒントをわかりやすく解説しています。
さらに、「相続」が身近に感じられるように「怖い税務署」、「ずるい銀行」、「突然現れる異母きょうだい」、「不意をつくDNA鑑定」、「借地の落とし穴」など、誰も予想だにできない実例を載せました。
「最強の相続」とは、最終的に円満解決できることです。
「仁義なき戦い」が展開される死後の手続きの現場で、本書は皆さんの頼もしい武器となるでしょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zag2

40
夏から秋にかけて資格試験対策で相続関連の法律問題を勉強していたけれど、なんだか味気ない感じでした。そこで荻原さんなら面白く解説してるだろうかと手に取った一冊。確かに分かりやすいし、なんといっても実例が何例も出ていて大いに興味をひかれました。私も以前の勤めの折に、相続関連の揉め事を見聞きする機会がありましたが、どうして?と思うような些細なことで骨肉の争いになったケースもあります。これはみんな知っていた方がいいなあ…2022/12/16

ごへいもち

24
今回の荻原本は協力者がいるそうで実際にあったらしいビックリするようなケースも。ちゃんと考えなきゃ\(//∇//)\2020/03/25

大先生

11
相続税払う人は多くありませんが、相続で揉める家族って多いですよね…(汗)財産を残したが故に家族が揉めるなんて…悲しい。「児孫のために美田を買わず」という西郷どんのコトバもありますが、基本的には財産なんて遺さないほうがいいですね。2021/09/16

紫の煙

10
自分には関係ないが、読んでみた。昨年の相続法の改正が、執筆のきっかけのようだ。取り上げられている事例が、なかなか面白い。相続法や、民法など生活に関わる法律が改正されているが、知らないことが多すぎる。知らずに損をするのは自分だ。2020/09/14

まみか

7
今、まさに地主と家主に挟まれつつ、借家人として裁判所に通っておりましたところ。借地の権利も財産になると。ななめ読みでしたが、周りがどんどん更地になっていくので、こりゃ大地震のときにはどちらに倒れてもぺちゃんこやんな。と、期限を来年2月にしてもらって退去することになりました。よいお家を引き寄せた〜い。2021/08/21

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