内容説明
南の島を舞台のファンタスチックな愛の物語――2月29日。この日、誕生日をむかえた少女さらの前に、公園で二人のふしぎな人たちが……。南の海にうかぶ「花とみつの島」から来たイカダカズラの夫人と金の羽の若者です。二人に出会ったさらは、人間には見えない世界へと旅立ちます。そして、12歳になったさらを待っていたのは……。ふしぎな南の島を舞台にくりひろげられる、心やさしい愛の冒険物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
21
立原さんは美しくて、やさしくて、楽しいことばかり書いてはいません。それらを知っているからこそ、その逆の情緒がどうしても避けられない。2016/07/05
るき
2
久々に読んだ本。立原さんの童話は美しい。2017/02/02
agri
2
花と海、描写の美しさは立原童話の集大成を感じさせる。2009/04/19
朱音
1
童話と思って読むと結構深い。2003/09/20
鉄ウサギ
0
久しぶりに買って読んだけど、こんな話だったか覚えてない。ファンタジーなんだけど割と血生臭かったり…。2014/11/04