内容説明
仕事・家事・人付き合い……忙しさに流されるのは、やめませんか? なぜ、オランダ人は“忙しくても、いつもハッピー”で、“リラックスしていて、満足している”毎日を送っているのでしょうか――。その秘密は、「何もしない」=“Niksen”にあるのです。「ワーク・ライフ・バランス」で世界1位・世界幸福度5位(2019年)のオランダに学ぶ、新しい生き方をご紹介します。 ●第1章 「何もしない」は人生に必要 ●第2章 他人と比べない時間を作る ●第3章 こうして、ゆったり過ごす ●第4章 バカンスで空っぽになる ●第5章 頑張りすぎない人間関係 〈著者紹介〉山本直子(やまもとなおこ)フリーランスライター。2004年よりオランダ在住。オランダの生活・教育・イノベーションを雑誌やネットで紹介するほか、ブラバント州政府のアドバイザーを務める。シングルマザーとして仕事、家事、育児に奮闘しながらニクセン修行中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まんまる
6
オランダ発「ニクセン」の考え方、煮詰まっている今の自分にはぜひ取り入れたいものです。 難しく考えない、力まずに、ボーッと空を眺めるだけでもOK!気軽にできる自分だけのニクセンを見つけてみよう。2022/06/03
Azu
5
「何もしない」をする『ニクセン』。私は、通勤時にはポッドキャストでニュースを聞き、本を読みたいからとお風呂時間にも読書する・・・という毎日を送っているところに、この本を読みました。「何もしない」をしていない毎日だと思いました。そこで、お風呂には何も持ち込まず、ボーッとすることしてみたら、日中も心が少し静かになった気がします。ニクセン以外にも、オランダの合理的とも言えるくらい、いろんなことが簡素・完結な事柄が多く紹介されていて面白かったです。忙しすぎて頭がパンクしそうになった時、また読み返したいです。2024/10/18
シージャ
4
「ワーク・ライフ・バランス」で世界1位、国連・世界幸福度5位のオランダでは「Niksen=何もしない」時間が大切にされている。オランダ人のライフスタイルや考え方を紹介し、忙しさに流される生活にヒントをくれる本。2021/01/12
Y.S
4
オランダ後で「ニクセン」は「何もしないこと」 オランダ人は、何もしない時間を大切にして自分を整えて生きている。私自身も常に何かしていたいと思うタイプだが、たまにはコーヒー飲んでぼーっと景色を見るそんな時間を過ごしたい。日常で、そういう時間を持つことを大切にしようと思った。 2020/09/06
ちっち
3
オランダ人一般のライフスタイルの記述が興味深かった。老後の日々をどう過ごすかを考えるうえで、様々なヒントが得られるのかもしれない。2023/11/16