ビームコミックス その時の彼女が今の妻です

著者名：音井れこ丸【著者】

KADOKAWA（2020/02発売）

• ISBN：9784047360037

内容説明

不意打ちの出会いに、クスっとホッコリ。
ロマンチックじゃないけれど、なんだかグッとくる胸キュンな瞬間を激写するショート・オムニバス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[厩戸皇子そっくりおじさん・寺]

表紙を見ると、ちょっとエッチな漫画かと思うが、ユニークな恋愛オムニバス漫画集だ。全ての漫画が題名の「その時の彼女が、今の妻です」という一言で終わる様々な出会いの姿が連発される。基本的にどれも微笑ましく、ギャグ調のものも、ちょっと泣けるものもある。ストレートなものもあり、変化球もある。見事なストライクもあれば、正直ボールな作もある(笑)。だが、私もジジイになって「恋愛っていいなぁ」と久しぶりに思わされた。読んで損は無い。

2021/06/06

[JACK]

☆ 思わぬところで繰り広げられる男女の出会いを描く短編集。ロマンチックではないけれど、ちょっとグッとくる、ドキドキする、爽やかな、そして意外なオチもある物語たち。どの話も最後は「その時の彼女が今の妻です」のモノローグ。そこまで分かっているからこそ、最後どうなるんだろうと心配しながら読み進めて、オチでそうくるか、と思わされる。消防士と犬を助けてもらった女性の話、自衛官の先輩を慕う後輩の話、別れた彼女が気になる彼氏の話、山が好きな老人の話が好き。久しぶりに楽しい短編集を読めて幸せでした。

2020/05/21

[アルカリオン]

タイトルから想像した通りの内容。いやぁ、面白かった。

2022/04/07

[みやしん]

作者お得意の｢若林さん｣アンソロジー。え、そんなので!?となるパターンやそっちかい!ってパターンも多々あるが、総じて赤い糸を放さなかったから結ばれるのだろう。結婚式で披露される馴初めエピソードみたい。つき指は伸ばしちゃダメだよ。

2020/03/02

[santiago]

ワンテーマで押すけど時々「えっ？そっちなの？」という変化球があるから最後まで飽きずに読めた。

2022/03/15