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内容説明
なぜ、強国なのか!? 情報(インテリジェンス)大国なのか!?
世界の鍵となる国を第一人者が徹底解説する。
「全世界に同情されながら死に絶えるよりも、全世界を敵に回しても生き残る」
これがイスラエルの国是だ。
世界の政治・経済エリートへ大きな影響力を有す情報(インテリジェンス)大国。
中東と世界情勢を分析するには避けては通れない国だが、その実態はあまりにも知られていない。
「イスラエルは通常の国民国家ではない」と喝破する第一人者が、イスラエル人の愛国心、さらにそれを支える神理解を読み解く!
「本書で私(佐藤)は、イスラエルとユダヤ人から学んだ事柄を記した。
イスラエル人の愛国心、さらにそれを支える神理解から、日本国家と日本人が生き残るための知恵を学ぶことが、私が本書を著した目的である」
※本書は2015年2月にミルトスより刊行された『イスラエルとユダヤ人に関するノート』を改題の上、加筆修正したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
33 kouch
37
中東でのイスラエルの政治的特異性がよく理解出来た。背景には宗教や民俗、地理的なものも大きいが、政治だけで眺めたときは確かに懇意にしておいたほうがよいような…佐藤氏の論調につい片寄ってしまう。背任、偽計業務妨害容疑で逮捕された彼だが、確かに政治的臭いはするものの、その恨み節も強く感じる。イスラエルを地図から消す発言をしたイランをそう何度も引用しなくてもいいのに…ただ自分は中東に疎いので一つの意見としてとても勉強になった。「世界に同情されて死に絶えるなら全世界を敵に回してでも生き残る」とする国是には力を感じる2025/11/08
kawa
35
自由、民主主義、市場経済と言う日本と共通の国家体制を持つイスラエル、さらには核武装のためにイラン・シリアと北朝鮮が共同戦線を構築している現状で、イランが中東で覇権を握ることは東アジアにおける北朝鮮の影響力増大を意味し、イスラエルの立ち位置を支持することこそが日本の国益にかなうとする。その上で、親イラン・パレスチナの外務官僚に日本の中東外交が牛耳られることを批判する佐藤氏。2021/06/20
Roko
33
ロシアの「国境を面で考える」という考え方を知ると、現在のウクライナ侵攻の意味がとても良くわかります。西側の国との緩衝地帯だったはずのウクライナが西側に参加してしまって、国境が線になることを嫌がっているということなのです。かつてのグルジア(ジョージア)侵攻も、クリミア併合も、この考え方あってこそだということを、この本の中で佐藤氏は語っています。そして、ロシアでもユダヤ人は迫害され、イスラエルへ大勢移動しているという事実は、とても重い問題だと思うのです。2022/05/05
二戸・カルピンチョ
19
インテリジェンスよなぁ。知ろうとしないと知らないままで人生を終える、若しくは知ろうとしても知ることが出来ない「情報」っていうのは溢れている。え、溢れているのに知れないのか。自分に関係が無い訳ではないのに知る事を阻まれる。これは考えるヒントを貰える本だった。平和を諦めちゃいけないね、根気強く。2021/05/31
ザビ
15
筆者がイスラエルを支持する理由は3つ、1 日本と同じ民主主義&市場経済社会で価値観を共有できる、2イスラエルの諜報機関(モサド)の持つインテリジェンスは日本にも役立つ、3北方領土交渉においてロシア系イスラエル人の情報は国益に資する。まぁ、自分のような平凡生活者には、外交官視点から捉える国家観は見上げるほどに落差があり過ぎて「なるほど…」とうなずくしかありませんでした。パレスチナ問題の基礎知識を深められればと期待したけど、筆者の豊富な国家外交見識(雑感とも言う)をとりとめなく披露された感じの一冊。2023/10/31
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