幻冬舎文庫<br> 日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない

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幻冬舎文庫
日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない

  • 著者名:湯山玲子【著】/二村ヒトシ【著】
  • 価格 ¥679(本体¥618)
  • 幻冬舎(2020/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344429550

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内容説明

恋人のいる若者は減り、童貞率は上昇、夫婦
のセックスレスは当たり前の日本。セックス
は、子どもを作る以外に必要ないのか? 自
分の中の暴力性を嫌悪する男性たち。男性に
好かれるためにバカなふりをする女性たち。
セックスは普通の人間には縁のない、贅沢品
になったのかもしれない。それでも気持ちの
いい人生を諦めない方法を語り尽くす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

31
来月の猫町UGオンライン読書会を前に(単行本から数えると)4度目の読了。 やっぱり良い本だなぁ。既婚女性の友人にもぜひ読んでもらいたい。2020/05/28

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

14
再読。「立場と経験が読書の没入体験をより深くする」の典型のような読書体験だった。 今まさに渦中にいる身にぶっ刺さりまくる金言が目白押し。2023/01/18

アイロニカ

7
こういう本が“性事学”なのかな、と。セックスに向かう昂り≒発情は、言うなれば文化的な物語による助走である。世俗的に言えば“幸せな恋愛結婚”に至るセックスであろうか。そして現代ではそのシステムが危険で面倒なものとして忌避されつつある。侮辱と被虐、支配と従属が性欲のスイッチとなってきた背景があり、それが遊びの空間に止まらず自己や関係を縛るとメンヘラになってしまう。男による萌えが軽蔑的な支配欲ではなく「憧れと性欲」の混じった敬意ある欲望という解釈にはなるほどと思いつつ、ちょっと都合良くはないかと懐疑的にもなる。2020/05/06

たろーたん

4
『欲望会議』が好きで、二村ヒトシの本を手に取ってみたが、この対談はちょっと微妙だった。千葉雅也や宮台真司が入っていないため、会話に学問的な締まりがなく、「私はさ、こう思ってるんだよね~」「男ってさ~」の井戸端会議感をかなり感じた(特に後半になればなるほどその傾向が強い)。あと、二村ヒトシの方はまだ彼の独自のセックス観があったが、湯山玲子の方はネットでよく見るミサンドリーなセックス観(「男は単純、女は複雑」「馬鹿な男とそれを俯瞰して見れる私」みたいな感じ)が言葉の端々に出てきて、読んでいてモヤッとした。2023/04/30

かす実

3
やっぱりちょっとこの手の考え方が好き。定期的に読み返す必要がある。含蓄のある与太話。ヘテロで男好きの湯山さんが「若い頃は男性の繊細さが好きだったけれど、年取ってそれがだんだん魅力ではなく甘えに思えてきた。彼らがそうあっても許されるという既得権を持っていただけ」と言ったところ本当に痛快だった。快楽に関しての素養、セックスは共犯関係、男性器のガジェット感、目指すべき両性具有性、全部面白い。上野千鶴子「二村さんのAVは、村上春樹の小説なのね」←ここ笑った2023/02/19

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