内容説明
手軽に空撮ができる、無人宅配のツールになる、災害現場の調査に使えると、人気のドローンだが、一方で軍事用の無人機(UAV)も進化を続け、テロ掃討作戦などに用いられている。新しいビジネスを生み出す「空の産業革命」か? 恐ろしい「無人暗殺兵器」か? その全貌を明らかにする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スパシーバ@日日是決戦
115
{2015年} 本来の意味は「雄の蜜蜂、あるいはその蜜蜂が立てる羽音」を指す言葉。軍事分野では、情報収集・監視・偵察の他、テロリスト掃討などに以前から様々な無人航空機が使われているが、民生用でも安価な空撮用マルチコプター(安価なものなら1万円台から)の登場で、災害や危険地帯を撮影したい報道機関にとってもメリットがある)。何とドイツでは、離島向けの配送業務を実施している。「空の産業革命」が到来するのか?(ドローンの大群で青空を拝めなくなる日が到来するかもしれない)。2015/11/23
白義
12
技術の発展が早い分野なので三年前の本でももう古かったり(例えば個人利用に関しては全く触れられていない)するけど、概ね客観的でバランスの取れたドローン解説。著者が軍事評論も手がけるだけあって一番詳しいのは軍事分野で、情報収集、監視、偵察の通称ISRと、誰もが気になるだろう武装ドローン(本文ではUAV)といった任務別の解説が詳しい。技術的にも基礎的な部分から説いているが注目すべきは武装UAVのオペレーターのメンタルヘルス問題。戦場の心理と平時の心理を切り替えられらないオペレーターは意外にも精神を病みやすいとか2018/10/23
もりけい
9
兵器としての側面の記述が多すぎて民間での使われ方についての比重が小さい上に写真が少なく残念。ドローンは今後も我々の生活を大きく変える可能性を秘めているのでいろんな書籍が登場することを望む。2016/01/11
左手爆弾
2
2015年刊なので、情報が今ひとつ古く感じるし、既知のことをややもったいつけて書いてあるような印象を受けた。全体的に単調な紹介に終始しており、筆者独自の切り口のようなものは感じない。強いて言えば、無人機といっても一切を機械任せにするわけではなく、作戦プロセスには人間が介在する(Man in the loop)などを強調している点だろうか。あえて本書を読む必要性は感じない。2020/01/10
Танечка (たーにゃ)
1
軍用の UAV に関する話題が中心。2021/07/04
-
- 電子書籍
- これからは、イケメンのことだけ考えて生…
-
- 和書
- エスキスって何?