- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
天に懸かる巨大な“環(わ)”。その影を追い暮らす“影従国(ケイジュウコク)”。その小国の安寧の日々は、ある日突然、侵入者の手によって崩れ去る。小国の火種はやがて多くの国々を巻き込み、時代は大きくうねり出す。壮大なスケールと緻密な描写で紡ぐアジアンファンタジー巨編開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nawade
11
衝撃作【ROUTE END】の作者の新作。今度の新作はなんとSFアジアンファンタジー。白鎧という独特のバトルスーツをまとっての戦いは生物的でキモさと格好良さを両立している。この壮大な物語を予感させる展開にワクワクが止まらない。姉妹には幸せな結末が訪れて欲しいけど作者が作者だけに油断がならない。 2020/03/05
alleine05
7
でっかい環、それを追って移動する国、白鎧、という独特の世界観は魅力的なんだけどそれだけで、人物の魅力や人間ドラマという点では現時点ではまだ弱い印象。なので作品全体としての方向性がどういう方向に向かっているのかよくわからず、それほど強く引き込まれるものは感じなかった。次巻ではそのへんが見えてくればいいな。2020/03/19
たー
5
ROUTE END の中川さんの新作は、前作とはガラリと変わってファンタジー。土星のような環のある星が舞台で、その環が落とす影の中を移動する影従国という国が舞台。その国には特殊な白鎧と呼ばれる鎧を作る技術があって…。かなりオリジナルな設定と展開。ROUTE ENDも一筋縄じゃ行かなかったので、俄然期待が膨らみます。物語はまだ序章なのに、この人が今後活躍するのか?的な立ち位置で出てくるキャラが死んじゃったり、一巻にして展開が早い!今後も多分先が読めないで行くと思うので、この先かなり楽しみです。2020/03/05
毎日が日曜日
3
★★★2020/03/07
阿悠
1
独特の世界観が面白い。まだまだ技術や思想、世界のことがわかってない。登場人物の深堀もまだだけど、今後に十分期待できそう。ねばっとした粘土の全身タイツみたいな不気味な鎧の描写が特に良い。2020/06/18