―<br> アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと

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アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと

  • 著者名:尾原和啓【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • KADOKAWA(2020/01発売)
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  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046040756

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内容説明

「デジタルはすでに『哲学』の一領域です。本書でぜひ『リベラルアーツ』としてのデジタルを学んでください」
山口 周氏推薦!

本書は、「ぼくたちがもっと自由に生きるにはどうすべきか」を考え抜くために書かれました。

かつて自由とは、所属する国家との関係性によって得られるものでした。
しかし、GAFAの権力が社会保障からベーシックインカムまでを担うかという、前代未聞の時代が来ようとしています。
そこでぼくたちの人生は、アルゴリズムに支配されるのか? それをもっと自由に生きるための「武器」にできるのか?


人類が直面するこの難問の答えは、「アルゴリズム フェアネス」という言葉のなかにあります。


本書で尾原氏は、AIがもたらす圧倒的に自由な世界を描きつつ、仮想通貨リブラ、GDPR、信用スコアなど最先端の潮流、そして「分散」に向かうインターネットの本質も踏まえ、そこでぼくたちの自由を増やすにはどうするか? そのために何ができるか? ということを、「アルゴリズム フェアネス」という言葉を補助線に読み解いていきます。

iモード、リクルート、楽天執行役員として日本のブラットフォームを、グーグルで世界のアルゴリズムを知り尽くした人間だからこそ書けた、渾身の一作。
断片的な情報と情報とがつながり、読後には目の前の世界がまったく違って見えてくる、まさに「『リベラルアーツ』としてのデジタル」の誕生です。 

【目次】
序章 「アルゴリズム フェアネス」とは何か
第1章 AIが生み出すワクワクする新世界
第2章 国家を超えるプラットフォームの権力
第3章 「国というアルゴリズム」が選べる時代
第4章 ブロックチェーンと究極のフェアネス
第5章 自由を増やす「ハンマー」を手にしよう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

167
定性的に現在インターネットで変わりつつある社会の側面を定性的に語ってみる本。エヴィデンスを示して何かを解き明かしていくスタイルではない。GAFAなど新興企業のサービスは威圧的で我々は支配されてしまうのでは?と思われがちだが、人々の自由を増やしてくれる強力なツールでもある。一緒に仲良くやっていこうよという主旨。意識の高い人はみな、同じように考えているのではないかな。間違ったことが書かれていると思わないが、本としてどこか面白くなかった。2020/06/18

Kentaro

46
かつて食べログがなかった時代、私たちは知らない店に行くことを躊躇した。しかし食べログの登場によって、知らなかった店にも安心して入れるようになった。これは飲食店で働く人、とくに新規で店を始めたい人にとって朗報だった。頑張って美味しいものを提供し、食べログの評価が高くなれば、お客さまが来やすくなるからだ。 GAFAやLINE、食べログなどのサービスは、それを日常的に利用しない人がほとんどいないほどに普及した。アルゴリズムを提示する企業が多数登場したことにより、私たちは人生においても、様々な選択が可能になった。2021/06/23

Tenouji

25
ブロックチェーン技術を学んだ直後だったので、とても面白かった。フェアネスを視点に、GAFA系企業と国家の特徴を、同列に、個人の選択肢として語ってる、意欲的な内容。ブロックチェーン技術は、やや持ち上げすぎだが、これも合意形成のアルゴリズムモデルであるのは確か。やりたい事と、そのスケールに合わせて、様々な仕組みが選択できるようになったと考えることができるんだよね。そんな時代を楽しもうよ、という、全体としては楽観的な感じだが、暗号技術やインターネットの黎明期の思想を、ちゃんと参照してるところが、いいね。2020/02/25

こも 零細企業営業

21
アルゴリズムの恩恵を受けるだけでなく、監視する事も重要。監視するにはフェアネスで見て行くが、そのフェアネスも其々違うか、、その発想は無かった。あと、難しいわ。2020/07/14

gotomegu

10
初めてキンドルで買った本かも。やはり紙の方が頭に入ってくるような気がするのは、気のせいか?安かったので。GAFAがどんどん大きくなって、どうなっちゃうんだろう?と思いつつ、世の中をよりよくしたいという意向も感じられるので、普通に利用している。独占的になりつつあるので、そこが怖い。エストニアに国籍をおきたいと思ってしまった。もう今は物理的に住んでいる場所じゃなくて、ネットの中ならいろんなところにいられるってことなのかも。今、目に見えている世界の他に別の世の中がパラレルに存在しつつあるんだな。2020/05/29

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