宝島社文庫<br> 猫と竜

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宝島社文庫
猫と竜

  • 著者名:アマラ【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 宝島社(2020/02発売)
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  • ISBN:9784800270528

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内容説明

森の奥。一匹の竜が、魔法を操る猫たちと暮らしていた。永きにわたり猫を守り育てる竜を、猫たちは「羽のおじちゃん」と呼び、人間は畏怖と敬意を込め「猫竜」と呼んだ。竜の庇護を離れた後に、人間と暮らす猫もいる。冒険に憧れる王子と、黒猫の英雄。孤児院の少女に魔法を教える白猫。そして森では、今日も竜が子猫に狩りを教えている。これは、猫と竜と人間の、温かく不思議で、ちょっと切ない物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

188
久しくファンタジーを読んで居なかったので、何気に愉しみにしていました。物語の起伏に乏しく、前半の方でこの話は冗長だなぁとか思ってた。そしたら盛り上がりもないまま終わってしまった印象だよ。(´๑•_•๑)。著者の考えた設定をただただ説明され続けたみたいなね。そしたらさー、続編もしっかり出てるし、マンガ化もされている!人気なんですね。著者の「ファンタジーを書きたいっ!」熱みたいなのはビシバシ感じましたよ。印象的なのは『黒猫と王子』の章での王子の発言。それは5歳児の口調ぢゃないよ⁉︎ 句点で絶対改行するマン。2021/10/10

ぶち

95
魔法が使える猫族ケットシーが活躍するファンタジー。ケットシーは、アイルランドの伝説に登場する妖精猫。私には、ファイナルファンタジーVII に登場したキャラとしてお馴染みです。この物語も、ロールプレイングゲームの雰囲気にあふれたファンタジーです。魔法、冒険者、初心者の森、召喚、魔法学校などなど...そして、ケットシー族の猫達が個性豊かで、読んでいて愉快な気持ちになります。このファンタジーがユニークな点は、猫と竜が家族の絆で繋がっていること。異なる種族の子供を育てたり、仲良くしている様子は、心が和みます。2019/11/07

☆よいこ

76
ファンタジー。若い竜が森の小さな洞窟に卵を産みいなくなった。残された卵を偶然にも温めたのはベテラン母親猫(ケットシー)で、子猫と共に龍の子を育てた。そろそろ巣立ちの頃、母猫は人間に召喚され消える。残された子猫と子竜は母の言いつけを守り立派に大きくなった。竜は兄弟たちを守り、猫は竜を慕った。近くにある人間たちの王国と交流がはじまり、猫たちと人間は仲良く繁栄していく▽個性的な猫たちのエピソードがたくさんの短編。猫(ケットシー)かわいい▽LINEマンガで見てたのでそのままのイメージ。みんな優しい2022/11/25

Rin

76
以前お気に入りさんたちが読んでいたので気になって手に取った1冊。猫(ケットシー)に育てられた竜。竜に育てられた猫たち。獣たちから見た人間の身勝手さ。でも人間を一括りにするのではなく、優しい人もいるのだと人間の友になる猫たち。優しくてほのぼのとした物語だけれど、きちんも生きることの厳しさも竜と猫が教えてくれる。ベテラン母猫の最強ぶりに驚かされつつも、個人的には挿絵はなくても良かったかな。竜と猫の世界と人と猫の暮らし。竜から猫に、猫から人間にと伝えられるものと、友人となった彼らの物語の先も気になります。2018/02/11

hirune

67
ゲームと漫画とアニメのような世界観、猫に育てられ 猫を守護する竜と魔法を駆使して 時に人間の友となってくれる猫たちのお話。猫好きには堪らないですよね、言葉も通じて 気に入られれば魔法も教えてくれて友として一緒にいてくれるにゃんこ♪最高じゃん?でもやっぱり猫は自由気ままで一匹一匹が個性的。護りたい過保護な竜のおじちゃんを手こずらせてます😅白猫と大雑把な少女のコンビが面白かったかな?その後の顛末も知りたいです☆2019/12/19

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