日本のことは、マンガとゲームで学びました。

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日本のことは、マンガとゲームで学びました。

  • ISBN:9784093883955

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内容説明

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日本人の気づかないクールジャパンがここに。

4歳でスーパーマリオにはまり、14歳で“らんま”に初恋、日本語のマンガ・ゲームを楽しむためにアメリカの高校で日本語クラスを創設、そして、20歳のときチベットで麻雀と出会い、東大・京大大学院で麻雀研究論文執筆。

こんなユニークな経歴を持つ、存在自体がマンガみたいなインテリ・オタクのアメリカ人、ベンジャミン・ボアズ氏が、どのようにして日本のポップカルチャーにはまり日本の魅力に目覚めていったかを21編のマンガと9本のエッセイで紹介します。

好きなものに出会い、それを糸口に異文化の中に身を放り込むことで日本文化と日本語を習得する様は、笑いあり涙あり。そして、彼の言動は、日本文化の新たな魅力と外国語習得の本来の意味を私たちに気づかせてくれます。

尚、本書の漢字にはふりがなをふっていますので、日本語学習中の方にも楽しんでいただけます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

28
さらりと楽しく読めたけど、意外と紆余曲折の人生を歩んできた著者の至った寛容さ、変わらない好奇心が何より素晴らしい。お手本通りの絵に描いたような人生など無いし、どこにヒントがあるかなんて誰にも分からないと感じた。漫画とゲームの事は分かっているつもりでも、こうして違う価値観から見直すと別の魅力が見える。著者の様に濃密な体験をしてきた人なら一層説得力がある。この世には分け入る価値のある分野が無限にある、という事が嬉しい。2016/11/27

bakumugi

13
厚切りジェイソンが笑えるなら、面白いと思う。厚切りジェイソンはインテリが解釈した日本語の面白味をもとにした笑いだが、この人は動機が日本のゲームや漫画が好きすぎ!というあくまで明るいオタクの若者目線だ。漫画と日本語学習の紐付けが強引すぎるわりに妙に納得できて笑える。本人もかなり劇画的で、読んで行くうち北斗の拳のケンシロウにしか見えなくなってくる不思議(笑)。日本語って面白いんだなぁ!と思える一冊。2016/04/13

だてこ

8
アメリカでの日本のマンガ・アニメの扱われ方が分かって面白かった!数十年前の話なので、今は少し変わってるんだろうけど。好きなことを突き詰めることが出きる人って本当にすごい。2024/02/26

まつじん

6
やっぱり西原理恵子は偉大だ!2016/08/06

夜狼寺 大

5
こういうのを「好きこそものの上手なれ」と言うんだろうな。最近、音楽を聴いても、ゲームをしても、テレビを見てもつまらなくて、僕の感性が鈍くなっているのが怖くなる時がある。ネイティブスピーカーになる位に日本のサブカルにのめり込めるベンジャミンを羨ましいと思った。2019/08/23

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