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内容説明
誰にも訪れる最期の時。その瞬間を、あなたは誰に看取られ、迎えたいですか―？ 東京で美容室を営むミチルに、一本の電話が。「お父さんが倒れた」―故郷の母からの知らせに駆けつけると、目の前に現れたのは若い時の父にそっくりのAI（人工知能）だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らなん
10
ほんわかした絵柄から、恋愛系かなと思ってたら全然違ってた。実家の父が、亡くなる間際、みとりAlという、父親の若い頃の外見をしたアンドロイド？と契約をしたことが判明。いろいろな父親の情報を持ち、一人暮らしになった母親を助けるAl。しかし不安要素も明らかになってきたという近未来SFだった。父親の若い頃と再会か..余り嬉しくないかな。まだ謎があり、続きが気になる。2020/04/24
ものくろ
5
auブックパス読み。父の容態が悪いと東京で美容師をしている主人公(娘)に連絡がきて、慌てて帰省した先には年老いた母と、若い頃の父に似せて作られたAI(搭載？の人形ロボット)がいた。父の遺言「あの二人からは目を離すな」は、どういう意味なのか。サスペンス要素なの？と思ったけどたぶん、違うんだろうなぁ2020/11/28
みるきー
2
「傘寿まり子」が面白いのでこちらもレンタル。なんとも不気味なストーリーだった。病気でもう長く生きられないと知った父が、母のために自分のデータをインプットしたAIを残して死んでしまった。そんなことは知らずに父の死の直前に実家に帰り、父は謎の言葉を残し死んでしまったために、母のためとはわかっていても、そのAIの処遇に悩みつつもミチルは母親のことを任せて仕事に戻るが…。「みとり」が自分たちの味方なのか？父の言葉や母を危険な目に合わせても平気？な様子を見ると敵なのか？これからの「みとり」の行動が気になる。2020/03/04
KOU
1
人と見分けがつかないAI(ロボット)が実用化されている世界という時点で、どうやってそこまで行ったのかが気になってしまう。もちろん、主題はそんなところに無いので、疑問に答えるような方向には進まないのだが。2020/02/23
