内容説明
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予備知識としては大学初年級の一般物理学と数学のみを期待し、大学2年生や高専上級生が読み通せるよう基礎的事項から丁寧に解説してある。もっぱら1個の粒子の場合を扱った『量子力学(I)』に引き続き、『量子力学(II)』では多粒子系の場合をまず扱い、第2量子化、相対論的電子論と進んでいく。ただ、多粒子系では扱う対象によってそのアプローチに用いられる方法に差があり、初学者がとまどうこともしばしばであるため、本書では、なるべくもとになる波動関数の具体的な形に立ち戻って考えることから出発することを心掛け、読者がいろいろと外見上異なる方法の基本に横たわる本質を見失わないように工夫している。姉妹書(I)と本書(II)を完全にマスターされるなら、一通りの基礎知識が整えられたことになるだろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
牛タン
1
多粒子系、第二量子化、相対論的量子論など。全部読んでないがこれもとりあえず読了ということで2016/02/15
ゆめぴりか
0
1で量子力学の骨組みの説明, 2巻は多粒子系への応用
ま〇お
0
11章まで2014/07/18
rarin
0
主に多粒子系、相対論的量子論について。2013/02/28
home alone
0
摂動の時間変動出てた。第二量子化ごちゃごちゃしててむずかった。ディラック方程式は他の本でも読んでたから割と分かった。光と電磁場の相互作用はむずかったです。下巻でもスピンが出てくるからスピンに関してはこの本は充実してる。いい本です、これは。2012/09/15