この世の偽善 - 人生の基本を忘れた日本人

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この世の偽善 - 人生の基本を忘れた日本人

  • 著者名:金美齢/曽野綾子
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • PHP研究所(2020/01発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
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  • ISBN:9784569808895

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内容説明

日本人は長年「もの分かりのいい人」を演じてきた。弱者保護や被害者救済など一見、弱い者の側に立つふりをし、政治家は票欲しさに「ばらまき」政策を行なっている。その結果、わが国は過去最多の214万人を超える生活保護者を擁する「よい国」になった(2012年)。しかし、彼らは本当に自立できない人たちなのか。いまの日本は本当に職がないのか。そう問うことは禁じられている。ボランティアについても、人の世は、一ついいことをしようと思うと、必ず不都合と苦悩が出てくる。人生にも「あれか、これか」という形の歯切れのいい選択はない。メディアは社会や国家の批判はしても、本質的につきまとう人生の不都合や不自由を見せない。これが「日本の偽善」である。「権利」という言葉は、誰かのため、何かのために自分が我慢し、犠牲になることがある、という想像力を失わせてしまう。一所懸命働いて税金を納める、まずそこから始めるべきではないか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

28
偽善の背景には度しがたい甘えがあるのだろうということを実感出来る本です。大人はもっと次の世代のことを考えて行動しなければならないと思いました。2024/06/01

GAKU

27
ざっと斜め読み。2019/06/19

壱萬弐仟縁

22
著者は2人ともイマイチ好きではない。借りるものが見当たらなかったので、仕方なく借りた。曽野氏は3・11災害での援助のことを書いているが、戦争の悲惨さとは比べものにならないと述懐する(26頁)。その比較ではなくて、亡くなった人がかなりいることと、被爆している人の今後の健康が心配だとなぜ書かれていないのか? 曽野氏はイタリアで乞食は物乞いという仕事という認識があるという(36頁)。それは人権配慮な感じがする。金氏もまた、働かざる者食うべからずという(45頁)。その機会すらままならない実態を理解してもらいたい。2014/11/08

謙信公

13
痛快!甘ったれで、無責任、迎合主義、井の中の蛙、権利だけを主張する頼りない現代の日本人に「喝」を入れてくれる本。日本人はなぜ日本という国や日本人であるということに誇りを持たないのか?乞食が職業という国もある中で、日本の格差貧困など可愛らしい。派遣村やニート、生活保護など何を甘ったれているのか!人間常に不平不満はあるだろうし、なければさらなる発展はない。平和で風光明媚な夢の国日本人として生まれてこれたのだから、その中で精いっぱい生きるしかない。お二人とも齢80を越えられて未だ大活躍。日本人にさらなる喝を!2019/05/31

eipero25

13
敬愛するお二人の対談。心地よい。 中国、靖国、原発、高齢者医療、生活保護などをぶった切る。 日教組、民主党批判も忘れない。 死んだら寂しくなるわ。跡継ぎが見当たらない。2018/02/23

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