内容説明
すべての花には、物語がある――大学近くの桜並木の川沿い、三つめの曲がり角の先に『カフェ・メープル』という喫茶店がある。そこでアルバイトをしている大学生の内藤祐介と、友人で“植物男子”の石蕗馨。身の回りで起こるちょっとした謎や持ち込まれる相談を、二人は花言葉を元に解き明かしていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
89
タイトル読み。花言葉をどう絡めて事件を解決するのかと思いましたが、上手にお話に絡めてありサクサクと事件解決！カフェメープル、是非一度訪れてみたいです。2021/03/13
真理そら
53
植物オタクの石蕗馨と「カフェ・メープル」でアルバイトをすることになった内藤祐介がちょっとした謎や事件をハナコトバと関わらせながら解決していく物語。二人はイケメン設定だがそれが作品の中に生かし切れていない気がしてもったいない。2022/02/25
hirune
42
【Kindle】虞美人草＝ひなげし＝ポピー＝コクリコなんて知らなかった〜。それにカカオやコーヒーにも花言葉があるなんて😄お花の知識や花言葉も知っていたら色々面白そうですね？それに端正な顔立ちで歩く花言葉辞典でホームズばりの名推理を披露する馨君に、童顔で悩み多くてばっちりワトソン役をこなす祐介君のイケメンコンビがいい感じでした♪2020/12/15
たるき( ´ ▽ ` )ﾉ
36
Kindle Unlimitedにて。親しみやすいお話だった！コーヒーにも花言葉があるんだね。花言葉って奥深いなあ。わかりやすくてほっこりできるような花言葉辞典があったら手に入れたい。2020/12/22
なな
23
喫茶店が舞台のお話は大好きです。植物系男子という新しいジャンルのイケメン馨がクールでかっこよかったです。植物や花言葉の蘊蓄も興味深く新しい知識が増えました。カモミールの章では無性にカモミールティーが飲みたくなり、読書を中断してアップルカモミールティーを淹れてから読書再開しました。すっかり物語にひきこまれた読書時間でした。カフェメープルの常連になりたいです。2020/03/10
