「帝王学」講義――中国古典に学ぶリーダーの条件

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「帝王学」講義――中国古典に学ぶリーダーの条件

  • 著者名:守屋洋【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • プレジデント社(2020/01発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833419680

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内容説明

【内容紹介】
「貞観政要」「書経」「韓非子」三大古典に凝縮されたリーダー学の粋!

中国古典は、多かれ少なかれリーダーの条件やその心得についてふれているのだが、とりわけこの二冊(『貞観政要』『書経』)は、トップの心得を学ぶうえで打ってつけの内容なのである。そこで本書でもこの二冊を軸に据えてみた。
ただし、現代はトップにとっても厳しい時代である。この二冊だけではあまりにも理想に過ぎて、空回りする心配がないでもない。そこでもう一冊『韓非子』を加えることにした。
『韓非子』という古典は、一言でいえば、性悪説の上に立った「帝王学」を説いている。これを加えることによって塩味をきかせてみたのである。

【著者紹介】
著述業(中国文学者)。昭和7年、宮城県生まれ。東京都立大学中国文学科修士課程修了。
著訳書に『全訳「武経七書」』(全三巻)『「老子」の人間学』『完本中国古典の人間学』『「貞観政要」のリーダー学』『新編論語の人間学』(いずれもプレジデント社)など多数。

【目次抜粋】
はじめに
序章 リーダーの条件
 一、智
 二、勇
 三、仁
 四、信
 五、謙
 六、寛
 七、義
第一章 『貞観政要』の帝王学
 帝王学その一 諫言に耳を傾ける
 帝王学その二 わが身を正す
 帝王学その三 緊張感を持続させる
 帝王学その四 人材を活かして使う
 帝王学その五 初心忘るべからず
第二章 『書経』の帝王学
 一、堯と舜
 二、禹
 三、殷の湯王
 四、太甲と伊尹
 五、高宗と傅説
 六、周の文王と武王
 七、周公旦
 八、成王の覚悟
 九、『書経』の名言
第三章 『韓非子』の帝王学
 一、思想の系譜
 二、韓非子のめざしたリーダー像
 三、「術」による組織管理
 四、臣下の動向から目を離すな
 五、どこで墓穴を掘るのか
 六、仕える側の心得
 七、韓非子流の人間学
 八、『韓非子』の名言

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハニワ

1
帝王学は中国古典に学ぶリーダーの条件みたいな感じでしようか。わかりやすく解説されていて、読みやすかった。 たしかに、中国古典が原文でさらさらと読めたらかっこいい。リジチョーとか社長は中国古典が大好きな方が多い。中国古典は奥深しですね。イチから学び直したくなりました。この方のほかの本も読んでみたくなりました。2024/01/21

hirokkie

1
要旨:中国の古典で、リーダーの条件やその心得について触れている本。主に、貞観政要、書経の2冊がトップの心得を学ぶ上で、適切な書。気づき:貞観政要:創業が難しいか、守成が難しいかという問答のなかで、守成は何が原因で国や組織を滅ぼすか共通する心得を引き出すことができる。書経の名言:人を見る時は、まず能力、徳、義の順番に評価する。韓非子の名言:部下は信頼できない、君臣の関係はソロバン勘定だ。些細なところから崩れていく。恵まれたものは強い。ToDo:時々本を振り返って、自分に当てはまるところを改める機会にする。2020/01/12

Nabegory

0
帝王学という名前は以前から聞き知ってはいたが、具体的に読んだのは今回が初めて。処世術のカテゴリーに括られるが、菜根譚が生活一般や生き方を中心に説いているのに対して、こちらはリーダーとしての心構えを説いている。内容は「貞観政要」、「書経」、そして「韓非子」を取り上げ、その要点が述べられている。座右の書としたい。2012/10/13

ポン太

0
やはり歴史書はどんなマネジメント本にも勝る。読み込む程に味がでる素晴らしい一冊。2011/08/14

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