内容説明
徳川３００年で最大のロマンチストの、間宮林蔵。天狗に脳天を一撃され、天狗党を起こした藤田小四郎。上野彰義隊の渋沢成一郎。人斬り半次郎と怖れられた桐野利秋……。動乱の幕末、己の意志を貫いた反骨たちの、爽快な「覚悟の人生」を、奇想天外な着想で描く。時を忘れるほどの面白さ、柴錬巷談。＜「日本男子物語」改題作品＞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうけん
4
＜更＞ 『柴錬立川文庫』(オリジナルの『日本男子物語』では読メでヒットしない『異説幕末電』という署名に変わってしまっていた) 柴田錬三郎＝柴錬．必要はないけれどつい司馬遼と比べてしまう．なんとなく似てるからだ．でも柴錬はハッキと言っている「全部ウソだ！」と．だがその割には「この話だけは真実なのです！信じてください」と往生際悪く理っている話が多い．いま僕の酔った頭で考えると半分は「本当です！」と言っている．ばかメ！ぜんぶ嘘＝小説だろうが．それは司馬遼も所詮同じなのだ．ただ思うに，二人共面白い物語を書く！2020/03/23
出世八五郎
2
途中で放り投げたorz
kino
1
老人の語り口が面白い。異変桜田門の井伊直弼は立派。純情薩摩隼人の桐野利秋は良い男。2012/10/23
Gonta55号
0
井伊直弼、真実なら見直し要2022/01/27
