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内容説明
■外資系コンサルティングファーム×大手広告代理店
ハイブリッドキャリアが教える答えなき時代の仮説と成果のつくり方。
「VUCA(予測不能)の時代」といわれるように、
現代は「企業の行く末」はもちろん「組織の在り方」
「自身のキャリア」……、それらの一寸先の未来すら読みにくい時代だ。
こうした時代には「今、目の前に見えるもの」から物事を考えるのではなく、
「その背景には何があって」「どのような法則が働いて」
「どのような未来になりうるのか?」を見抜く必要が生じてくる。
つまり、不確実性の高い環境変化を読み解いた上で、
確実性の高い仮説と結論を生み出す「推論力」が必要になるのだ。
さらに、ビジネスの現場で直面する大小さまざまな困難に対しても有効だ。
「何かを考えなきゃいけないことは、わかってる。
でも、何をどう考えていいかがわからない」
「分析せよ、と指示されたが、浅い分析しかできない」
「伝えたいと思っていることが伝わらない」
「つい仕事が締め切りギリギリになってしまう」
「なかなか自分の提案が通らない」
■「推論力」は、こうした日常的に感じる悩みや疑問についても、
その問題を生じさせている原因を見抜き、解決に向けた仮説を立てて、
ビジネスを前に進める原動力となる。
本書では、ビジネスを事例に「推論力」の基礎から応用を身に着けられるように
徹底的に推論の技術を深堀りしている。
■帰納法 演繹法 アブダクション
3つの基礎が最強の武器になる!
誰もが一度は聞いたことがある「帰納法」「演繹法」。
説明されれば、その基礎は容易に理解できるはずだ。
そしてこれらに「アブダクション」を加えた3つが、代表的な論理的推論法といわれる。
帰納法=複数の事実から共通点を発見して結論を導き出す推論法
演繹法=前提となるルールに物事を当てはめて結論を出す推論法
アブダクション=「起こった現象」に対して「法則」を当てはめ、
起こった現象をうまく説明できる仮説を導き出す推論法
これを単なる学術的な知識として論理学の世界に閉じ込めておくことはもったいない。
ビジネスの現場で意識的に使うことによって、確実に成果を変えてくれる生きた技法になるのだ。
本書を最後までお読みいただき、「帰納法」「演繹法」「アブダクション」を
日々の習慣にすることができれば、あなたは「推論力」という武器を手に入れ、
自分に自信を持ち、新たな可能性を切り拓いていくことができるようになるはずだ。
■目次
まえがき 「正解」から「可能性」へ
第一章 可能性を広げる推論力 今後希少性が高まるスキル
第二章 「優れた洞察」を生み出す推論法 帰納法
第三章 「予測と検証」を可能にする推論法 演繹法
第四章 「仮説」を生み出す推論法 アブダクション
第五章 成果を倍増させる「推論力の合わせ技」
あとがき 未来をより幸せなものに変える力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
タナカ電子出版
春風
ぺり
jackbdc