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内容説明
西炯子が描く母娘4コマコメディ、完結の4巻。乙女チックで元気な母・ちはるさん(80歳)と、ミステリー作家のバツイチ娘・ちなつさん(38歳)。年下の担当編集者・梅本くんは、ちなつさんを慕っていたが、最近新人作家の小島りおに関わることが多くなっていた。あくまでも仕事の関係と、わかっていても、ちなつさんの心は揺らぐ…。そんな中、ちはるさんが大ファンの特撮イケメンと実際に遭遇!? 心癒される意外なエンディングをどうぞ読み逃しなく!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
14
4コマで長編を描くスタイルは、西炯子の発明ではない(ストーリー4コマの代表作と言えば、業田良家の『自虐の詩』がまず思い浮かぶ)。しかし『ちはるさんの娘』は、4コマというテンポの心地よさが物語を支えている点で、新しさを感じる。恋模様の顛末だけではなく、母と娘の絆を主題としているのも。最終巻、大団円の感動は、つまりは4コマというスタイルがもたらせているのだ。スマホで漫画を読む時代に、4コマで長編を描くのは、ひょっとしたら正解かもしれない。2020/01/24
還暦院erk
7
全巻コンプリート!ちはるさんが可愛らしいおばあちゃまで大好き。ウェディングドレス作っちゃうような有能な洋裁師だし(カーネーションの小篠さんみたいだね♡)。ラストもほのぼの。でもこの少し前のページに「永遠では無いのだ」という千夏さんのつぶやきがあってドキリとした。親子も夫婦も「それからいつまでも幸せに暮らしました」とはいかないのが現実だけど、西さん描くフィクションの世界では、やはり「いつまでも幸せ」となっていて欲しい…。2020/03/03
sin
7
kindle版。作家買い。最終巻にあたり、1巻から再読。梅本君との恋愛模様もずっと気になりながら、ちはるさんとの母娘の関係に笑いながらも、ほろり。何歳になっても母は母なんだよね。看取る話でなくて良かった。2020/01/26
きあ
3
ハッピーエンドで良かったです。2020/01/16
Maosarah
2
久々に続刊、と思ったら完結!4コマの力でいろんなキャラにくすくすとさせられていたけれど、ほろり、ほんわかとまとまった大団円でした。最初は母を看取る話の予定だったとは…そうならなくて本当によかった。2020/01/10