内容説明
塔での幽閉生活から一転、裏切りにより両親を殺され、お飾りの王位継承者として表舞台に戻ることになったルクセリア。――これは何もできない落ちこぼれの『人形姫』が、悪徳の女王と呼ばれるまでの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
12
固い、君主論でもない感じだけど。世直しの女王(侍女一人つき)。何というかその神出鬼没な有能部下の方どうやって確保してるのか。戴冠した後は女王陛下のターン!が続くんだろうか。癒しの侍女に心を守られ、有能な配下を使って国の病巣を切り出す、そのための下準備が整って見せしめタイムその1が進みつつ。そして眠り姫な婚約者様。謎。令嬢たちのあれこれも。この要素いるの?どう持っていくのか気になるので次も読む。2020/07/20
TERU
11
前世の記憶を持つ王女・ルクセリアは、強すぎる魔力を持っているが故に塔に幽閉されてしまう。だが、侯爵家の裏切りによって両親を殺され、王位継承者として再び表舞台へ、ルクセリアは王となり心に誓う。この腐った国を正し、そして裏切り者への復讐を... 序盤は塔に幽閉され、側仕えの少女との幽閉ライフが楽しく描かれていたのですが、それが終わると楽しさは鳴りを潜めます。復讐ものですが復讐要素よりも政に関する部分が事細かく描かれており、小難しい印象を受けた。2021/03/12
ゆうら
2
この本だけで終わるかと思った。あまり気持ちものらないまま終わったかな。2023/04/20
日向
2
★★★★★2020/04/17
日向
1
再読。2021/03/28