コンビニが日本から消えたなら

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コンビニが日本から消えたなら

  • 著者名:渡辺広明【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • ベストセラーズ(2020/01発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784584139585

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内容説明

少子高齢化デフレ、AIデフレという新地獄に負けない経済戦略が実はコンビニで行なわれている!
日本一のコンビニ流通アナリスト渡辺広明氏が誰にとっても身近であるコンビニの最新施策を分析し、小売業の未来図を説く。
今話題のコンビニ問題と社会問題に関する解決策を提案。ここまで真相に迫りって述べた作品は今までない!
すべての業界で働くビジネスマンにも通じる「いい仕事」をするために何を考え何をすべきかを説くビジネスの教科書となる1冊です。

少子高齢化で人口減少、そしてAI IoTが発達した今求められる資本主義システムの変革とは、自然環境対策を見据えた経済戦略、医療介護規制緩和への対応、労働環境や働き方改革…。今の日本社会の変化とそれによって生じた課題がニュースで頻繁に取り上げられるのはナゼ? こういった課題に企業が対応しないと生き残れないという方針を経産省が明らかにしたからなのです。
実はこの問題解決の取り組みは誰もが利用しているコンビニで最も顕著に実施され、その先へ向けて「人」が何をすべきかの施策が取られているのです。
全国一律、「24時間開いててよかった」をキャッチフレーズとし年中無休の利便性を打ち出していたコンビニが、キャッチフレーズを「近くて便利」に変更し、上質な品揃えと接客で「お客様から常に頼りにされる店」へと変化しています。
それがめまぐるしく変化を遂げるコンビニのレイアウトや新商品展開、AI IoTの導入、セルフレジの導入、健康・医療サービス、高齢者へのサービス、エコな商品の開発などに見て取れます。
1こういった日本社会が抱える課題点とコンビニの変化には密接なつながりがあり、その問題を解決する施策こそ、従事する「人」が描くべき経済戦略であり、5万8699店舗という小売業界世界No, 1を誇るコンビニが取り組む施策だからこそ、必ずや世の中の常識となっていきます。この経済戦略、働き方の新方程式への気づきを読者が得られます。
2著者渡辺さんが、今までTVでは表現し切れていない、とっておきのリアルなコンビニ店長時代の体験エピソードを放出して頂きます。これは読み手にとって青春時代のコンビニを思い出す原風景であり、コンビニはそこまでするのか…と驚きの内容となっています。いい仕事を目指す人にとって、感動し涙すること間違いなしです。
この2点が本書の最大のおすすめポイントです。

著名人からの読んでいただいた感想と応援メッセージ
吉村直途(ファミリーマート バイヤー)
これさえ読めば、大げさでなく、日本が、小売が、コンビニが、どうなっているのかわかる! 次の進むべき一歩に気づかせてくれる、そんな大切な一冊です。

田村勇人(フラクタル法律事務所代表弁護士、直撃LIVE グッデイ! コメンテーター)
日本社会のインフラとなったコンビニの視点から、「消費行動」だけでなく「社会全体の歴史と未来」、コンビニ活用による「日本社会の問題解決の糸口」も見える一読三嘆の本です。

堀井亜生(フラクタル法律事務所代表弁護士 ホンマでっか!? TV評論家)
渡辺先生に出会い、仕事に対する熱意と前向きさに心打たれました。この本を読むことでその熱意を皆さんにも知っていただきたい。

彩華(ミスモデルジャパン 日本準グランプリ)
どんな立場になっても現場で働きながら自分自身が見て触れて感じる、学ぶ心をお持ちの先生の姿勢に心を打たれます。当たり前かの様に利用しているコンビニエンスストアが、この本を通して少し見方が変わるキッカケに、皆さんにとってなります様に!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムコ

25
朝に聴いているラジオで、時折コンビニの話をされていた渡辺さんが本を出版されるというので興味を持ちました。コンビニを紐解くことで見えてくる日本の長所と弱点。衰退から発展へと打って出る方法。世界に対する「日本型コンビニ」の価値。コンビニの裏話など、実際にコンビニ業界にいた人ならではの話が満載。すぐに何かの役に立つとは言えませんが、渡辺氏のコンビニ愛はひしひしと伝わってきました。2020/07/04

かずき

11
今月は卒論執筆に向けて、こうしたコンビニ業界の本をたくさん拝読しているけど、皆さん少しずつ意見が違って面白い。もっとも、本書の著者はバイヤー経験者ということで、その仕事にまつわる話が多かったが、従業員の悲哀は共感できた。コンビニの現在地、展望などの点は既に他の本で学んだことが多かったため、スラスラ読了しました。2021/10/13

マカロニ マカロン

5
個人の感想です:B。日本のコンビニ店数は58669店(2019/9)、売上高が約11兆円、年間来店客数が約174億人で日本の総人口で割ると一人138回利用している計算。今やなくてはならない存在で重要なインフラになっている。著者はローソンで22年間勤務した経験を持つ、店舗での体験談やバイヤーとしての内幕話を書いている。中でも「1円納品事件」は衝撃的、優越的地位の濫用で納入業者に1円納品を押しつけるなど絶対にあってはならない。便利ではあるが、その裏にそれを(無理矢理)支える人がいるということがわかる本。2020/07/18

Kazuo Ebihara

4
著者は、ローソンの元バイヤー。 コンビニの商品開発から店舗運営までの自慢話と裏話。 驚いたのは、セブンイレブンの来店客の年齢構成の変化。 20歳未満の客層は、 1989年の27%から2017年には4%に減少。 同じく50歳以上は、9%が37%に増加。 今や、コンビニはシニアのための店に変わってしまったようです。2020/09/08

Tomomi

2
「消えたなら」というよりは、コンビニがインフラとしていかにすごいかっていうのを、元コンビニ店長が経験をたっぷり語っている本。2020/07/15

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