竹書房怪談文庫<br> 誘ゐ怪談

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竹書房怪談文庫
誘ゐ怪談

  • 著者名:松本エムザ【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 竹書房(2019/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801921245

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内容説明

代々、ある面にとり憑かれてしまう一族の男子。その因果とは…?

公募実話怪談【怪談マンスリーコンテスト】で連続最恐賞受賞。
エブリスタ発!新星が開くかつてない恐怖の扉!

公募実話怪談〈怪談マンスリーコンテスト〉にて最恐賞を連続受賞、小説投稿サイト〈エブリスタ〉では切れ味鋭いショートホラーが話題の松本エムザ、待望の初単著。
プールの授業を見学している女子を見咎め、執拗に泳がせろと迫る女性。そこには恐ろしい理由と因果関係が…「母の誘い」、
生まれた時から左目をつぶっていることの多い甥っ子。その目にはいったい何が…「左目の鬼」、
祭りの露店で見た白い面。以来、その面の顔をした女が人生に絡んでは不幸へと導く…「白い顔の女」他、
日常の隙間から異界へと誘う戦慄の40話収録!

著者について
松本エムザ Emuza Matsumoto
栃木県在住。
映画とアイスホッケーとロックを愛する、転がり続けるミドルエイジ。
バブル世代の残党として「エムザ」を名乗る。
実話怪談の公募コンテスト、怪談マンスリーコンテスト【怪談最恐戦投稿部門】で2か月連続最恐賞を受賞。
共著に「サカサノロイ」「街角怪談」「街角怪談 噂箱」「怪談供養 晦日がたり」(エブリスタ編/竹書房文庫)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

137
私としてはもっと明確に性別を書いて欲しいなと思いますが、ほぼ女流作家の新鋭・松本エムザさんの怪談単著デビュー作はまずまず満足の出来栄えでしたね。3頁の出だしの数編はやや呆気なく思いましたが頁を繰る内に段々とエンジンがかかって来てのめり込んで読み終えました。圧巻は29頁の力作『白い顔の女』ですね。北陸の豪商の家系に生まれた広輝は曽祖父が欧州から持ち帰った白い顔の女のお面の怨念と呪いが祟って不幸な恋愛を繰り返す。曽祖父が現地で恋に落ちながら振った女が怨んで子孫にまで不幸をもたらすという無限ループの如き恐怖譚。2020/11/07

18
さくさく読める怪談。2020/02/04

キナコ

5
全40話で構成された短編ホラー😃実際の幽霊の描写はない作品もあるなかで、声や気配だけの描写でここまで想像を掻き立てられるのもないかと思います。 屋根を叩く音・左目の鬼・お隣の番犬・わたしのおうちは特にお気に入りですね✨2020/01/26

No.7

3
「母の誘い」「気になる木」序盤の厭系、終盤の「白い顔の女」が印象的でした。2021/11/29

にこ

3
2020/02/05

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