内容説明
日本在住半世紀、
知日家の英国人記者が明かす、日本戦後史の正体!
知日家の英国人記者が明かす、真実の歴史。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奏市
14
英米紙の東京支局長を歴任したイギリス人ジャーナリストによる先の戦争及び戦後に対する総括。普通の日本人よりだいぶ右寄りで、こんな外国人もいるんだなと驚く。「世界で最も長い王朝の国・日本に生まれた日本人は、日本が世界の宝であることを自らが認識し、世界と渡り合ってほしい。」天皇への尊崇の念など自分なんかより遥かに強い。歴史問題は何が正しいか勿論整理つかず、教育やメディア情報やたまには本などから影響受け、我ながら右往左往してきたなと改めて感じた。三島由紀夫、ドナルド・キーン氏との親交の話が出てきて興味深く読んだ。2020/07/09
dai267712
3
箸やすめで読んだ一冊。戦後の問題点が分かりやすくまとめられていて良かった。特にインドネシアとインドの独立の話は大変参考になりました。2020/06/19
スターリーナイト
1
2023-272023/04/04
tackto
0
著者初読み。『ザ・タイムズ』『ニューヨークタイムズ』の東京支局長を歴任しアジアの主要人物に取材をしたイギリス人の著者が語る。戦後の日本をアメリカの思いのままに操るためにどのように支配をしていったか。アジアが独立するために日本がどのようにかかわったか。プロパガンダなどで史実の改竄が行われて世界に広く伝わり、いまだにそれが史実として伝わる歴史を教えられた。南京虐殺記念館を訪ねた時の違和感が少しわかったような気がする。2022/11/29