私の行き方 - 阪急電鉄、宝塚歌劇を創った男

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私の行き方 - 阪急電鉄、宝塚歌劇を創った男

  • 著者名:小林一三
  • 価格 ¥610(本体¥555)
  • PHP研究所(2019/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569666891

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内容説明

本書は、昭和10年頃に、徹底した自由・合理主義の精神から、権威・特権・因習に挑み、強大な阪急王国を築き上げた、“比類なきアイデアマン”小林一三のあの自伝を復刊したものを電子書籍化。内容も、長く深い体験から生まれた人生指針、処世哲学であり、しかも堅苦しいお説教ではなく、一読興味をわかせるものだった。とりわけ若い人の間で飛ぶように売れたという。その中には、今でも役立つ知恵がある。「大学は出たけれど」就職もままならない一三の生きた時代と、ニートが急増している現代は、似通った部分が多い、と本書の解説者の渡部昇一氏は言う。その教訓の中で、「勤務時間より30分前に出勤することで、人生思わぬ運に恵まれる。勤務時間ギリギリに出て、退社時間にさっさと帰るのは、派遣社員的発想だ。組織体のメンバーは労働の切り売りという発想だけでは足りないのである。これは現在にも未来にも通用する教訓であろう。こうした意味で、一三は古くないのである」と絶賛。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ichiro-k

3
半世紀も前のものですので少し読みにくいです。2010/01/07

wiki

1
上司に薦められて取り寄せた。「着想はあくまで現状に即して自分に出来る範囲の事でなければ駄目だ。それは現在の仕事にベストを尽くす中から生まれてくるものだ。これが僕の哲学だ。」との一言を噛みしめたい。また「戦後派は勝つ」との小見出しの段は、現代に即しても言えることかと思う。訓練されるべき時に訓練されなければ、難を乗り越えられず不幸になるのは必定である。自分も含め、現代の多くの青年は訓練されていない。苦労をせずとも生きてこられた。一三翁の語る、鍛えられるべき年齢にある身として、地道な努力をしていきたい。2014/05/20

Yamanaka Shinya

1
阪急電鉄の創業者の小林一三の経営思想がわかる本。この本は昭和の不況時に書かれた本。アイディア次第で収益を上げることができる、という意味では現代に通じる部分があると思う。また、単にもうけるだけでなく、文化の創造をしたいという壮大な構想まで持っていたことが読み取れ、スケールの大きな経営者であることがわかる。2012/08/25

おがりょー

0
阪急創始者小林一三の言葉の数々。現代に活かせる言葉がたくさん。「30分前に出勤しなさい」「出世するには自分の長所を早く見つけることだ」「基礎の準備はゆっくり時間をかけて。事業を始めたら勢いよく」言葉そのままではないが、自分用のメモに。2014/02/03

22octobre

0
個人的に印象に残ったくだりは、「いかなる仕事に就くとも、その仕事に意義を見出せ」「仕事を通じて人類の生活なるものを考えよ」というところ。 さしずめ、「そこに愛はあるか」ということか。会社も従業員も、仕事を通じて、会社を社会を良くしていこうという気概がないといけない。2012/01/13

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