宗教で読み解く日本史

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宗教で読み解く日本史

  • 著者名:浮世博史
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • すばる舎(2019/12発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784799108741

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内容説明

史実の裏にはいつも「信仰の力」がうごめいている。宗教の問題を真正面からとらえ直すことで、通説をくつがえす新たな人物像や意外な側面が見えてくる。現役カリスマ教師が教える教養としての日本史講座。

こんな疑問にお答えします。
・巨大古墳はなぜつくられたか
・日本に仏教が伝来したのはいつか
・聖徳太子はなぜ今も崇められるのか
・古代に遷都が繰り返された理由
・奈良の大仏はなぜつくられたか
・道鏡事件の実像とは?
・鎌倉時代に新しい仏教の宗派がいくつも生まれたのはなぜか
・一向一揆は日本の十字軍?
・織田信長は宗教嫌いではなかった!?
・秀吉や家康がキリシタンを禁じた理由
・将軍綱吉の政治は悪政だったか
・クリスマスの1週間後に初詣をする日本人は「節操がない」か
……など、宗教をキーワードにすえることで、日本史はぐっと深く面白くなる。

目次

【1】縄文時代から古墳時代…………………信仰のこころが芽生えた時代
【2】飛鳥時代……………………………新たな外来宗教と向き合った時代
【3】奈良時代……………………国をあげて神仏の並存が模索された時代
【4】平安時代………………………とても平安などとはいえなかった時代
【5】鎌倉時代………………………………現代人が最も振り返るべき時代?
【6】室町時代…………………………信仰が生活に一体となっていた時代
【7】安土・桃山時代……………日本の文化が神仏から解き放たれた時代
【8】江戸時代…………………………………宗教が権力に干渉された時代
【9】明治・大正・昭和時代……宗教と権力の関係が大きく揺らいだ時代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蓮華

10
日本史のおさらいができ、学生の頃に戻った気分にさせてくれる。 人と宗教は切っても切り離せないものなのかもしれない。2020/05/16

Aby

6
その時々の社会のあり方が人との心に影響を及ぼし,その心のあり方の反映して宗教(形はいろいろ)がある.また,政治が宗教を利用し,宗教も生き残りをかけて政治に寄り添う.分かりやすく説明してくれる.流石,中学・高校の先生だ.◆正月や七五三には神社にお参りし,葬式はお寺,クリスマスやハロウィンも楽しむ今を生きる私たちは「神仏習合」ならぬ「異文化習合」.なるほど.◆畑中 章宏「廃仏毀釈」を読んでいたので,理解しやすかった.2022/03/16

Yoshihiro Yamamoto

1
A+ 『「聖徳太子が十人の言葉を聞き分けた」のは、10ヶ国語を理解していたという意味』『神仏習合は、それ以前の「神祀り」の時代から「仏教の時代」を経た「アウフヘーベンである』、『長屋王の変は、「藤原氏の陰謀」といわれるが、「天皇の直属の軍隊」が動いているので「聖武天皇の命令が出ていたはず。二人は「国家仏教」と「民衆仏教(知識方式による大仏建立)」という考え方の違いがあった』、『日本で最初に出家したのが女性だったのは「外国の神に仕える巫女」という理解だったのでは?』など、ちょっと変わった歴史の見方に心躍る。2021/12/26

omake

1
歴史、特に日本史を宗教をテーマとして流れで読みたいと思って購入。読みやすくて豆知識もつく。読み返したい。2020/01/02

たかひー

0
★★★2024/09/03

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