河出文庫<br> トップナイフ

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河出文庫
トップナイフ

  • 著者名:林宏司【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 河出書房新社(2019/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309417264

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内容説明

「コードブルー」など数々の医療ドラマ脚本を手がけた林宏司による初小説。脳外科医として日夜戦う4人の医師を描く究極のヒューマンドラマ!日テレドラマ「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」原作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤクモ

40
ドラマの原作本。人類に残された唯一の未開の地である"人間の脳"に直接手を入れ、改良を加える神をも恐れぬ傲慢な職業、それが脳外科医。その中でも遥かなる高みを目指すもの、それが"トップナイフ"と呼ばれる。東都総合病院脳外科医の深山瑶子、世界を股にかける黒岩、若き天才西郡、頭はいいが恋愛偏差値0の小机。脳の神秘を感じさせる数々の症例を抱える患者を前にそれぞれが抱える人生の悩みと向き合う医師たち。エピソード順や掘り下げはドラマの方が良かったと思う。ただ、どちらも黒岩と保のその後はもっと描いて欲しかった。2020/04/04

もも

22
ドラマを見ていて気になったので購入。4人の脳外科医の物語。ドラマとの違いもあり楽しめました。実はこういう医療系ってあんまり見たり読んだりしないんだけど、おもしろかった。深山、黒岩、西郡、小机。天才と呼ばれる彼らは様々な患者と出会い、悩みを抱えながらも前に進んでいく、、 その姿がとてもかっこよかったです。最近別の本を読んだ時にも似たような書いた気がするけど、人生いろいろだな、と。案外普通の悩みを持つ天才たちを見て、こんな生き方もあるんだな、なんてことを考えてました。原作も面白かったし、ドラマを見るのが楽しみ2020/02/04

NAOAMI

20
高難度のオペをこなす凄腕脳外科医達の物語。視点人物毎に四篇が連なる。脳の障害が引き起こす様々な症状、幻覚が生じるだけじゃなく、論理的に解っているのにそれを脳が否定できない事例が各篇でドラマを生む。氷の女・世界のクロサワ・若き天才、最高レベルを目指すしか脳がない女研修医。技術は最高なのに自分の家族や恋愛については「偏差値ゼロ」極端だが天才にありがちなセオリーでもある。彼らにすれば心の動きも感情そして恋愛すら脳内完結の事象に過ぎない。だが脳だけじゃ計れない心に揺さぶられ成長していく。医療ドラマ<心を紐解く話。2020/04/12

shi-

20
ドラマが始まる前に。 脳外科の話しなので、もっと、ダークで緊迫したストーリーかと思っていたが違った。 凄い先生たちだけど、普通に何でもないことに悩み、そんな中で極限の戦いをしているんだ、と。 脳…繊細で怖いなぁ2020/01/09

ショコラテ

16
ドラマ未視聴。脳外科医の話なので、深刻なのかなと思いきや、軽くてするする読める。1章ずつ4人の脳外科医が語るスタイル。患者よりも、患者と接することによって変わっていく医師が中心。男性医師の黒岩・西郡がコンプレックスの裏返しというか、克服のために医者になったのが印象的。この二人の章が好きだったな。それぞれの意外な面が描かれていて。気になっている『コタールシンドローム』が症例で出てきたが、サラッと無難に流した感じ。新人外科医が世界的な脳外科医に馴れ馴れしい口を利いたり、リアリティはイマイチだが、読後感は爽やか2020/05/26

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