このライトノベルがすごい!文庫 さくらコンタクト route B 真智ありす

著者名：日日日【著】

宝島社（2020/01発売）

• ISBN：9784800224743

内容説明

桜の神木《佐保姫様》を咲かせた者には素敵な恋人ができるという。その奇跡を成就させた桜木春彦は今……授業中に乱入してきた上級生の少女に捕獲され、問答無用で連行されていた。「大丈夫です春彦……何も怖いことなんかありませんハァハァ」「俺誘拐されてる!?」彼女の名は真智ありす。近くの天裏神社の巫女にして、かつて一緒に遊んだ「お姉ちゃん」であった。人気作家・日日日が贈る、“姉萌え”伝奇ストーリー！「春ちゃんも思春期なんですね……」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

同レーベルから刊行された「さくらコンタクト route A」と世界観や登場人物を共有する、もう一人の幼馴染ありすの物語。このお話にも幼馴染の桃子は出てきますが、あくまで登場人物のひとりとして。メインは春彦とありすの物語になります。過去にありすを傷つけてしまったことがある春彦と、世間知らずで不器用なありすとのやりとりは、お互い相手のことを考え過ぎて、思いがうまく伝えられないもどかしさがあり、ストーリーとしてはオーソドックスで意外性こそなかったものの、良かったなあと思える終わり方で、読後感は悪くなかったです。

2014/04/09

[謡遥]

ふむ、お姉さんか、いいな(真顔)ってな感じの二巻目(特殊)でした。何故最初の方暴力ヒロインだったのだ……？と疑うほどに後半から可愛かった。あと、謎とかは大してなくて、お前らさっさと付き合えよ状態だったことは分かりました。こういう話もまあ時々ならありなのかな、と。

2014/04/13

[まりも]

正統派幼馴染桃子√がすごく自分好みだったがこちらも良い。ちょっと愛が重たいけどありす可愛い。クーデレお姉さんも好きな自分には嬉しい作品ですね。ストーリー自体はベタ中のベタでお互いがお互いの事を思いやりすぎた為にすれ違ってしまう所は読んでいてじれったかったです。こちらでの桃子は主人公の幼馴染としてのサポート役に徹していた所も良かった。ちょっとファンタジーの入った良いラブコメ作品ですね。

2014/04/12

[ツバサ]

んー？異世界から来てるとかメチャクチャだな。routeAは予知能力があったけどさ…… routeBは正直微妙でした、年上のキャラを好きになるのが多いけど幼馴染みの桃子の方が魅力的だったし物語も良かった。 routeBの良かった所はなんだろう？誰か教えてほしい。

2015/05/16

[サキイカスルメ]

お姉ちゃんもよいものですね。佐保姫様の奇跡、ありすルートでした。桃子ルートとは全く違い、佐保姫様によって幸福パワーをもらった春彦が異界ブル・フルの住民たちに狙われてしまったところに、ありす参上！から始まるお話。面白かった！実は幼い時に出会っていたとか大好きですよ。ありすが可愛かった。ちょっと愛が深すぎるところも、暴走してしまうところも面白くてよかったですね。今回は親友白兎も大活躍してたし、桃子も幼馴染お母さんしていて嬉しかった。シェアワールド企画とても楽しかったです。違うルートも読んでみたいですね。

2014/04/21