内容説明
日本の若者の童貞率はなんと25.6%(18歳~39歳)。同様に性交渉経験のない女性の割合も増えており、このままでは「日本はセックスレスや童貞の増加で滅びる」のは大げさではない状況だ。
著者の川瀬智広氏は、国立大学卒、吉本興業NSC10期生、大手企業のマネージャー、カンボジアでの独立起業など、異色の経歴を持つ。カンボジア起業時代に、現地の男性や諸外国の男性に比べて日本男子の女性に対する消極性(草食性)に危機感をおぼえ、帰国して、自らの経験をベースとした「男子に自信を持たせ」、「彼女(恋人や結婚相手)をつくる」方法を教えるBRIGHT FOR MENを立ち上げた。
そこには毎月500人の童貞男子が集まり学んでいるが、本書はそれらのエッセンスを集約したもの。
特に、内面の脆弱さや外面に対する意識の低さから、内面・外面を変えていく方法、コミュニケーション力、著者が芸人時代に学んだトーク術、さらに短期間で出世したサラリーマン時代に培った仕事術などを教えている。童貞男子だけでなく、多くの男性に学んでほしい実践の書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トッド
9
■あなたが女性を選ぶんじゃなくて、まずは女性に選ばれる男にならなければいけない。■男磨き→自信をつけろ。■いや、でも、だって、どうせ、は禁句。■何事も3回までは諦めるな!■コミュニケーションとは、相手を喜ばせるという事→聞き上手。■女性に好きなだけ話をさせろ!■何を話せば!ではなく、どう聞くかだ!■彼女が何を求めているのか?だけを考えろ。■自己開示の目的は、何よりも女性に信用や安心感を与えるためのもの。■美味しいものを食べるのが好きという女性に合わせていくのがとても簡単。■女性はリードされたい生き物だ。2020/02/10
OHC
7
書いていることは他の本やネットで言われてることを書き直しているだけで新鮮さは全くない。その上本書の最後には著者自身のサロンに誘導しようとしており、ただの駄本より悪質である。この本を読むのであれば同じ内容を取り扱っている他のYouTubeを見た方がためになる。帯にある中田敦彦氏の言葉も心なしか力がなく、どこか機械的に感じたのはそのためであったか。Amazonのレビューの高さには甚だ疑問を感じる。★★☆☆☆2020/03/08
社会の底辺
2
この本は普通~人並み以上の人生を送る人にはとてもいい本です。 著者は恐らく良識ある両親を持ち、頭もよく、自信が有り、イジメ経験もなく精神的問題も無い。 私は酷い知恵遅れです。言われた通りにできない、何をやっても他人に負ける、イジメにも虐待にも会いうつ病です。 そんな人には通用しないどころか逆効果です。 役立つライフハックが満載だけど、それが出来ないのでは意味が無いのです。 作者には、好きで不幸になる人など一人もいないという事をちょっとわかってほしい。 感情が動くような内容では無かったです。2020/12/16
つんどく
1
ここまで具体的に書かれると童貞ってただの努力不足なのかなあと思ってしまう節もある。彼女を作るって前代未聞のことをやろうとしているわけではなくて、今まで人類の中で何千何万と繰り返されてきて例外はあれどほぼほぼ形式化されている。具体的目標を立てて逆算思考で行動ベースに落とし込んでいく。会話のネタ、女性のほめ方、まるで仕事のようだがそれだけ彼女を作るということは型があるということだ。あとはこのゲームに参加する覚悟と行動だけだよ、そう問われている気がしましたね。2023/07/16
シルバーネクスト
1
面白いタイトルだったこと、kindleで無料だったこともあり読んでみた。書いてる内容は彼女の作り方を重点的に記載している印象だった。 彼女を作るためには、兎にも角にも女性と出会うこと。社会人になったらとにかく出会いの場は自発的に行動しなければないと思う。その点、今はマッチングアプリ、SNSが主流となりコロナムードも落ち着きつつあるので、出会いやすい条件が比較的高まったのではないかと思いました。 彼女ほしーぜ2022/06/25