ゼノンコミックス<br> モノノ怪 座敷童子

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ゼノンコミックス
モノノ怪 座敷童子

  • ISBN:9784199803109

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内容説明

「モノノ怪を産み落とすつもりか?――」ヒトの業が産みだしたモノノ怪、座敷童子。この世に産まれることが叶わなかった赤子のモノノ怪は、一人の身重の女の腹を借り産まれようと願う。罪なき座敷童子を産んでやりたいと云う女に対し、薬売りが告げる残酷な真実。モノノ怪史上最も哀しき物語、”座敷童子編”いざ開幕――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

り こ む ん

25
座敷童子って…イメージと違うのだけど、こう言う悲しき設定も有るのかな?「僕は、この人がいい。」「あなたが、いいです」この言葉がきゅん。と、くる。命を宿した母の胎内には、自分を選んでくれた小さな命がいるのだな。悲しくも優しいお話。2015/11/22

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

19
モノノ怪アニメ版の最初の話。薬売りが、ある宿に泊まることになる。薬売りの為に、宿屋は満室になるが、そこへほっかむりをした女性が駆け込んでくる。殺される、お腹には、ややこがいるのに!私はただこの子を産みたい!と申し立てる女の姿は、白色人種…だろうか?番頭の男はまた対照的に黒色人種。女将は、面倒くさいねぇと言ったものの、とある一室を、女にあてがうのであったーー。そこに棲むは座敷童子…そして、宿屋に隠された秘密とは…。うんうん、改めて読むと凄くわかりやすいね?!てか絵がアニメそのもので満足できる!2019/01/12

奥山 有為

9
耳が悪くて?字幕がなくてアニメでいろいろ聞き取れなかった部分がちゃんと分かって嬉しい。一番聞き取れなかった「鵺」、はやく刊行しないかなー2016/08/26

ぱんなこった

7
モノノ怪5冊目にして初の上下でなく一巻完結。依然変わりなく独特のタッチと展開を繰り広げる。作品登場人物を減らし分かり易い構成にしたことでテンポは良くなった反面、モノノ怪ならではのにじり寄るような恐怖や、まとわりつく悲哀が少し薄れてしまったようにも感じた。個人的にはやっぱり上下二巻完結のテンポのが好きかな?そして…妖艶な魅力の薬売りさんの出番を見たいのです!次回もお待ちしております。2015/12/20

芙蓉

6
ちょっと終わり方がというか解決の仕方がよくわからなかったのが残念。アニメでも見ているはずなんだけどなー。あとがきのハイパーさんがよかった2015/11/24

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