フラワーコミックス 赤石路代The Best Selection

著者名：赤石路代【著】

小学館（2019/12発売）

• ISBN：9784091321954

内容説明

ミステリーからラブコメまで変幻自在！　赤石ワールドを新発見＆初体験！！

LAUNDRY殺人事件が報道された夜、ななえはコインランドリーで殺人犯と思しき人物に遭遇し…。トワイライトの猫だから大学で音楽を学ぶ優子。コンサートの帰り、突然見知らぬ高校生に告白されて……？ティータウンのうさぎたち大学生に憧れる杏子は、ある日大好きな御茶ノ水の街で、大学生の西条と出会い…？ロンドン時間で会おうねデートの待ち合わせ場所で、偶然中学時代の片思いの相手・並木と再会した結花は？ドヌーブにはなれないけど年上好きのまりこは、友達に誘われて行った喫茶店のマスターとつき合い始めるが？アイドルはだれだ学校では勉強ばかりの地味でおとなしい美由樹。でも実は人気バンドのヴォーカルで？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆみる]

いや～良かった＾＾「少女たちはウサギなのです。街角をしなやかにかけぬけ、ささやきに耳をかたむけ、恋に向かってとぶのです」こんなモノローグが多用された古き良き時代の少女マンガ名作集。こういう作品は今はほとんど目にしないけれど、今読むと改めてマンガという表現の懐深さを感じます☆御茶ノ水が舞台の「ティータウンのうさぎたち」。個人的に思い入れがある街というのもあるのですが、街の雰囲気とお話が重なってなんともいえないしみじみとした気持ちになりました。古い作品ですが人の想いというのは何年経っても変わらないですね。

2015/05/03

[ぐうぐう]

乙女ちっく派のタッチを受け継ぐ赤石路代の漫画は、どこかぎこちなさを感じさせる。でもそれは、読者と等身大の共感を生む機能として働いているような気がする。それが彼女の漫画の不思議な好感となっている。

2009/01/03

[akogoma＠灯れ松明の火＠ＳＲ推進委員会]

なつかしい名作読み切り。彼女の作品は切なさともどかしさが同居している。長編で描くスケールの大きな世界観が好きだけれど、こういう掌編でもつい涙ぐんでしまうことが多い。やっぱり好きだな。

2012/02/25

[まさと]

トワイライトの猫が予想外に良かった。

2013/10/05

[ユイ]

一番最初のLAUNDRY目当てで。雨の日のコインランドリーの中に殺人者がいる？他は既読。

2013/02/25