藤森照信 現代住宅探訪記

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藤森照信 現代住宅探訪記

  • ISBN:9784418194346

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内容説明

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藤森先生が2007年から現在までに訪れた名作住宅15件を紹介。建築家・篠原一男が詩人・谷川俊太郎さんに設計した〈谷川さんの住宅〉、映画『人生フルーツ』も大きな話題となった津端修一さんの自邸〈津端邸〉、建築家・磯崎新の処女作〈新宿ホワイトハウス〉など、いずれも個性的な住宅が登場。読みやすくわかりやすいと定評のある藤森先生の考察と、カメラマン秋山氏・普後氏の美しい写真で楽しめる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

qoop

7
個性的な住宅を訪ね、現代建築史の中で位置付けていく著者流の試み。建築史家という学者の貌と建築家としての貌が一体になって、むしろ赤裸々に綴られている。こういう部分が著者の魅力だったな…と改めて感じた。個人的に興味深いのは建築家としての著者の意識が奈辺にあるかで、それが随所に伺えたわけだが、屋上緑化に関する記述は以前から興味があった部分なのでとりわけ面白かった。2020/11/04

ponnnakano

3
レーモンドの軽井沢新スタジオは、あれ?なんか見たことあるけど藤森先生じゃなかったっけ?と少し考えて、あ、中村好文さんだったと思い出す。読んでみると、お二人の見方の違いが面白い。藤森先生は建築史家、建築家で、中村好文さんは住宅作家だなぁと。どっちも嫌いじゃないのですが、住宅を見るなら好文さん目線の方が自分にはしっくりくる。この本の中では、鉄骨を隠してガラスブロックだけ見せる「クリスタルブリック」と高い階で外観上は役に立たないが窓の近くに樹木があるパラパラ緑化の「Tree-ness House」が気に入った。2020/02/19

christinayan01

1
いつもの藤森さん節の一冊。全物件は平面図がある。削ぎ落とされたミニマムなデザインは飽きがこなくていい2023/10/13

kaz

1
SF映画にでも登場しそうなあまりに斬新な家は、実際に住むことを考えると息が詰まりそう。尤も、施主の中には「家に住みやすさを求める気持ちはまったくなかった。家は住む人の精神の形だと思っている。住みやすさは精神の敵」と言う人もいて、そんな考えもあるのかと、ちょっと驚く。そうは言っても、伝統とモダンがうまくマッチしたくらいがちょうど居心地が良いように感じる。2020/08/04

Qfwfq

0
★4.52020/01/26

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