内容説明
シュタイナー教育というと、授業時に描かれる美しい黒板絵、教科書代わりのエポックノート、優しい色彩の教室などが想起されますが、難解な印象も強く、実際どのようなものなのか、なかなかわかりにくいのが実情です。
そこで本書では、マンガでシュタイナー教育の理念や実践をわかりやすく解説します。ドイツにシュタイナー学校ができて今年でちょうど100年。スイスのシュタイナー学校に実際に通った教育学者が、マンガとあわせてわかりやすくシュタイナー教育について解説します。
【あらすじ】
小学校の教員、八塚早苗は、「子どもひとりひとりと向き合った教育をしたい」と考えて教職に就いたものの、仕事と育児の両立に疲れ気味。そんな中、大学時代の恩師・藤本の紹介でシュタイナー学園のオープンデイに参加し、理想を求める心を取り戻す。
シュタイナー教育について本格的に学び始めた早苗は、日々の授業や子育ての中で活かせることを模索し、実践していく中で子どもたちの反応が少しずつ変わっていく。
【本書のポイント】
◎マンガでシュタイナー教育を解説する初の試み
◎「自由への教育」「芸術をつうじた教育」の意味を解説
◎独自の教育システムと、その背後にある思想について解説
◎シュタイナー学園卒業生の声も掲載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
99
テレビ、漫画、スマホはだめなんですね(これ半分マンガだけどw) オイリュトミーにちょっと興味2024/12/23
umico
4
10年以上前に学んだことを、もう一度子どもと一緒に学び直していこうと思う。2023/02/06
こうすけ2
1
シンウルトラマンの主演、斎藤工がこの教育を受けたと聞いて興味があり漫画部分のみざっくり読む 独特な教育でデザインの美しさを感じながらの部分が気に入った こんな教育を受けてたら自分はどうなったのだろうと有り得ない妄想 卒業してから普通の社会人とのギャップに戸惑いそう 図書館にて2022/06/28
maya
0
これから本題かなって思ったら終わってた。でもシュタイナーおもろいなって思えたのでもう一冊くらいなにか読んでみよう。 2022/05/26
Yori
0
シュタイナー教育の基本的な考え方、実践の概要がすぐ読んで分かる。2020/02/16