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内容説明
19世紀のロンドン、暗く冷たい霧が立ち込めるクリスマスイブ。けちで自分のことしか考えないスクルージの前に、真夜中の鐘とともにクリスマスの精霊が現れる。精霊たちはスクルージを過去・現在・未来のクリスマスに連れていくのだが……。イギリスを代表する小説家、ディケンズの不朽の名作を、新訳=木村由利子、絵=ミギーで贈る、クリスマスストーリーの決定版!!【もくじ】新訳 クリスマス・キャロル/解説 木村由利子/ボブ・クラチット家のお菓子レシピ クリスマス・プディング
目次
新訳 クリスマス・キャロル
解説 木村由利子
ボブ・クラチット家のお菓子レシピ クリスマス・プディング
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
11
《私‐図書館》精霊にあんないろいろなこと見せられたら、スクルージも変わるしかないでしょうね。2012/12/25
マカロニ マカロン
9
個人の感想です:B。前回は新潮文庫村岡花子さんの訳で読んだのだが、訳文が古すぎて意味の取れないところがあったが、この本は読みやすかった。しかもボブ・クラチット家のクリスマスプディングの写真入りレシピ付き。こねた生地を本来は1ヶ月もねかせるとあり、その意気込みのほどがわかるメニュー。主役はスクルージなのだが、クラチット家の家族がスクルージに与えるポジティブな作用も大きい。この話は本で読むより、ロバート・ゼメキス監督ジム・キャリーのディズニー映画(2009年)で見た方が絶対に楽しめると改めて感じた2021/12/18
二藍
7
ミギーさんの愛らしくほんわかしたイラストで彩られた新訳版。ずっと読もうと思っていたのをようやく読めてうれしい。これはたしかにクリスマスに読むべき名作だ……! 冷酷な吝嗇家スクルージが、過去と現在と未来という三人のクリスマスの精霊に出会い、その後の生き方を改める、という簡単な筋にもかかわらず、なんともあざやかに読者の心を動かしてみせる。貧しくも思いやりをもって暮らすクラチット家をはじめ、家族の描写がとても印象的なので、思わずわたしも恋しくなってしまった。2014/12/23
こりらっち
4
クリスマスキャロルは小学生の時読もうとしたけど数ページで挫折した本。こんな話だったのかー。クリスマス賑やかすぎてすごい。人に優しくすることって大切だ。クラチット一家がいいなー。心が温まる最後。2012/01/30
しろのあ
2
新訳、児童文庫ということでどれくらい読みやすいかと思って読んでみました。丁寧なですます調の岩波少年文庫、硬めの新潮社版、どれがいいのかは好みが分かれるところでしょうが、これもなかなか良かったですよ。巻末付録のクリスマスプディングのレシピに胸がときめきます。2013/04/12