内容説明
黒男爵と恐れられる父を持つデルフィアは、王太子ライアンを密かに慕っていた。あるときライアンが呪いをかけられ、デルフィアの住む城に幽閉されることになる。黒男爵はライアンに浄化の力を持つ娘のデルフィアを抱けば呪いが解けると言う。「君が近づいたら、私は堪えられない。出て行ってくれ」父に媚薬を盛られ、苦しむライアンに己を捧げる決心をするデルフィア。義務であるはずの行為は蕩けるように気持ちよく、甘美で!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うにすけ
4
電子。イラストのヒロインの胸が気になってしまって(挿絵もあるし)いつの間にか読み終えてた…2019/12/30
十六夜
3
イラストのヒロインの胸こんなに大きく描かなくても……と思うところ多数。それはいいとして。解呪の力を持つヒロインが呪いに掛かった王太子を処女を捧げることで助けて、ヒーローは父親同士の命令もあって彼女を妃にする。両片思いなんだけどお互い無理矢理伴侶になったようなもんだと思っているから告白までの時間が長い。ヒロインはあれこれ思い悩みつつも身体はあっさり陥落してる。最後散々引っ掻き回した魔石をそんな使い方すんの?な方法でエチの道具にしているのにびっくりしたわ。2019/12/05
ぽんぽこ
2
初恋の人にかけられた呪いを解くために体を捧げることになったヒロインのデルフィアさんが城に誘拐される……と、なんだか散々な目に遭ってる気がするのですが、まあ本人が幸せなら、いいかな……。少女小説のわりに登場人物たちがこぞって女性ばかりなのにびっくり。そしてキャラも多いのも珍しいなと思いました。それにしてもイラストも美麗で、中身もゆったりと読めるので大満足です。2023/08/05
paumi
1
黒男爵の娘。おっぱいでかくて黒髪で黒服で悪役そうな令嬢が、実は遠慮がちで奥ゆかしいという性格のギャップが気に入った。それとは逆にヒーローの王太子の印象が薄かったかな。もう少し性格に個性があればよかったけど、お話は王道だったのでそこまで不満ではなかった。ストレスフリーですぐに読み終えることができた。2021/01/03