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内容説明
19世紀半ばから百年余りの,日本における資本主義経済社会の生成・発展過程に焦点を合わせ,経済構造の変化を中心に概説。論点や学説を扱うコラム,用語解説欄,写真・資料,復習課題とその導き方も記され,理解を深めることができる。学んで考える経済史。
目次
序 章 日本経済史入門
第1部 資本主義経済社会の形成
第1章 幕末開港の歴史的意義
第2章 明治維新と原始的蓄積
第3章 日本資本主義の確立
第2部 軍事大国への道
第4章 帝国主義的経済構造の形成
第5章 昭和恐慌と景気回復
第6章 戦時経済体制とその破綻
第3部 経済大国への道
第7章 戦後改革と経済復興
第8章 高成長経済の時代
第9章 安定成長への転換
終 章 最先進国日本の経験
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
station to station
2
幕末から現代にかけての日本経済の歩みを辿る内容。特定の学説や思想に偏るのではなく、対立する意見なども交えて解説されており、日本経済史を複眼的に考える上での指針になる。2020/06/15
mcpekmaeda
1
幕末からバブル期までの日本の歴史を経済活動と経済制度がどの様に互いに影響しあいながら発展してきたかを因果関係に注意しながら、丁寧に説明している。各章の終わりに復習問題が着いており、筆者の論点を理解するのに役立ちました。 2020/02/23
アバチャン
1
日本経済が明治維新直前からアベノミクスまで通しで学習できた。改めて、政治と経済のつながり、政府と財界の関係、財閥中心の企業構造がよく理解できた。2019/07/17