オープン化戦略［固定版面］

著者名：安本雅典【共編】/真鍋誠司【共編】

有斐閣（2019/12発売）

• ISBN：9784641164659

内容説明

企業の枠や国境を越えて技術や知識が世界的に流通する現在，イノベーションも企業や国境を越えて生まれる。現象としてのオープン・イノベーションと，戦略的意図をもつオープン化戦略とを区別し，日本企業の戦略に必要となる概念と理論を整理・解説する。

目次

第１部　オープン化戦略を促す要因
１　オープン化の背景と分類（真鍋誠司・安本雅典）
２　オープン化を促す環境（安本・真鍋）
３　オープン化戦略を可能にする企業の能力（真鍋・安本）
第２部　オープン化戦略を支えるマネジメント
４　市場情報のマネジメント（川上智子）
５　技術情報のマネジメント（貴志奈央子）
６　オープン・イノベーションと内部組織・戦略策定（椙山泰生）
７　企業間ネットワークのマネジメント（若林直樹）
８　エコシステムのマネジメント（永山晋・井上達彦）
第３部　オープン化戦略のバリエーション
９　アライアンス戦略（加藤みどり）
10　プラットフォームビジネス（立本博文・小川紘一・新宅純二郎）
11　標準化戦略（糸久正人）
第４部　オープン化戦略による成果と今後の課題
12　欧州のイノベーション政策（立本・小川）
13　経営政策（澤田直宏・中村洋・浅川和宏）
14　価値づくりにおける課題（延岡健太郎）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mashi]

示唆に富んだ本でした。

2019/07/29