内容説明
「壁の花」の3人までが幸せに結婚し、残るはデイジーだけ。
花婿を見つけられずにいる末娘に業を煮やしたアメリカ人実業家の父は、2カ月以内に花婿が決まらなければ、父の決めた男性と結婚せよと、最後通牒をつきつけた。
不本意な結婚は阻止できないものか。
ウェストクリフ伯爵はハウスパーティーに花婿候補の紳士を招待してチャンスをつくってくれた。
デイジーは思いをこめて「願いの泉」にピンを投げ入れる。
すると背後に見知らぬ男性が。
自分のことを知っているようだが、まったく覚えがない。でも、漂ってくる香りは、ボウマン社の石鹸の香り。
まさか、彼が父の指名した男性、マシューなの!?
しかし、マシューは「あなたとは結婚しない」と言い切る。彼には、なにか深く悲しみに満ちた秘密が……
「壁の花」四部作、感動のフィナーレ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アン
45
壁の花シリーズ4作目。最後の壁の花となったデイジー、なかなかお相手に出会えない。業を煮やした父が自分の片腕のマシューと結婚しろ!と言い出す始末。マシューが凄く良い男なんですよ~!彼の一途に胸に秘めた想いが切なくてキュンとしました。ありのままのデイジーを愛しているマシューが本当に素敵❤なのになぜ胸に秘めた想いなの?それが分った時は彼の置かれた状況に怒りと悲しみの両方の感情を覚えました。夢見がちだと言われているけど、デイジーって賢くてしっかりしていて素敵な子でした。このカップル好き❤2016/09/27
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
24
壁の花シリーズラスト。最後はデイジー。彼女は可愛くて、一番好感が持てたヒロイン。今回も最後までハラハラさせられて、面白かった。今後も、関連作など色々、リサクレ作品を読んでいく予定。登場人物が、あちこち重なっているみたいなので楽しみ(☆∀☆)2020/01/13
たまきら
24
「壁の花」大団円です。4人の仲良しの3人がイギリスに縁付く中、一番若いアメリカ人女子は、横暴な成金父に「お前の相手は見つけたから!」と宣言されます。当然過保護お姉は激怒。「あんなしなびたほうれん草みたいな男とは結婚はさせない!」と息巻きます。ところが彼は魅力的になってるわ、ずっと彼女のことが好きだったわ…と、読者も一緒にこの男性が好きになっちゃうわけで。微笑みっぱなしで話が進みます。番外も読みたくなっちゃった。2018/02/06
たまきら
18
久しぶりに再読。男子の秘めた情熱が素敵です。二人が試合で対立するところはほんと、最高。2016/07/13
Miyuki_fsog
17
壁の花シリーズ・完結♪ステキなお話でした❤前作がめちゃ良かっただけに、今作・前半はなんだか退屈な感じがしました‼が、後半、ヒーロー・マシューの秘密がいよいよ明らかになる場面には涙、涙でした(ToT) そして、シリーズ・ラストと言う事でこれまでのH/Hも何度も登場して…(シリーズ物の好きな所)…特にウェストクリフ伯爵は今作で益々ステキな存在になりました❤(おまけ的ですが、ボウマン夫妻は以外とイイ人なのかも…そんな所も(ToT))そして、彼(マシュー)メガネ男子でした…萌えポイントです❤2016/11/27
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