内容説明
19世紀ロンドン。
社交界の「壁の花」だった4人の淑女は助け合いながら固い友情で結ばれ、全員が愛する男性と結婚した。
その中のアメリカ人姉妹リリアンとデイジーの兄レイフが英国にやってくる。きょうだいの父は英国上流社会での地位を求めて貴族令嬢とレイフの縁談を画策中。
リリアンは令嬢のいとこでコンパニオンを務めるハンナをお茶に招き、兄の花嫁候補について訊ねようと思いつく。お茶会に現れたハンナは、放蕩者と評判のレイフを警戒する。しかし彼は、堅物のハンナが自分の不躾な態度に反応する姿を可愛らしく感じ、つい挑発をエスカレートさせ、彼女にキスまでしてしまう。
その瞬間から2人は、いけないと思いながらも互いに惹かれあう気持ちをどうすることもできず…。
「壁の花」たちのその後も描かれる最新作は、心温まるクリスマス・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アン
49
壁の花シリーズのその後の話。一応メインカップルのヒーローはリリアンの兄レイフだけど、その二人よりも壁の花たちカップルのラブラブな話が面白かったかな。レイフって出来そこないの兄達と表現されてなかったっけ?ここではそんな感じを受けなかったけど。内容はレイフが結婚相手の女性よりもその付き添いの女性に惹かれるというありがちな内容で気分的に盛り上がらず。端々に可愛いエピもあるけれど、壁の花たちの存在感があり過ぎて印象薄くサラッと読了。続けて読んだのでリサ・クレイパスに少し飽きてきてたのかも。2016/10/02
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
25
壁の花シリーズ②④姉妹の兄がヒーロー。面白かった(☆∀☆)。ステキなヒーロー(☆∀☆)。壁の花の4人、特にリリアンの成長が感じられた。やや薄目の本だけど、満足のいく一冊だった(^_-) 2020/01/16
ち~
24
ボウマン家長男レイフは婚約者となる予定のナタリーと会うためイギリスにやって来た。父の望み通り、貴族の娘と結婚するつもりが、ナタリーのコンパニオン・ハンナに夢中になるレイフ。彼に優柔不断なところがなく、父の言いなりにもならない為、ハッピーエンドに一直線。ナタリーもそれ程嫌味な所がないので、山場もなくアッサリ終了するが、クリスマスが舞台というのもあり、物足りなさは感じなかった。ウェストクリフ浮気疑惑が唯一のドキドキした場面かな。もうちょっとセバスチャンの登場が多ければ良かったのに!!!2018/09/02
Miyuki_fsog
15
大好きな『壁の花』シリーズのその後的なお話♪ 今回のヒーローはリリアンとデイジーのお兄ちゃま…レイフです❤ 妹たちと同じく、父親の策略で貴族との婚姻をと リリアンの夫・ウェストクリフ伯爵の元へ…そこで出会った、花嫁候補のコンパニオン役のハンナに心を奪われてしまいます❤ H/Hの二人もキュンキュンさせてくれてとても良かったですが、壁の花たちのその後の幸せっプリがたまりません(≧∇≦) 歴代のヒーローのステキな事…笑いあり涙ありの一冊でした❤2017/01/12
rokoroko
11
クリスマス近くなので再読。クリスマスツリーってドイツで始まりアメリカで流行ったの?へぇ~私もう羽子板出してクリスマスツリー捨てちゃったおばあさんの私。ふふふ本でクリスマス楽しみましょ2018/12/13
-
- 電子書籍
- 蔑まれた純情【ハーレクイン・プレゼンツ…
-
- 電子書籍
- 殺人教室【タテヨミ】 9話 ebook…
-
- 電子書籍
- 悪漢刑事【合冊版/全20巻】 祥伝社文庫
-
- 電子書籍
- 浮き草デイズ(1) 文春e-book
-
- 電子書籍
- ゴッドハンド輝(27)