ライムブックス<br> 愛のカーテンコールを

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ライムブックス
愛のカーテンコールを

  • 著者名:リサ・クレイパス
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 原書房(2019/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784562043651

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内容説明

19世紀のロンドン。子爵令嬢マデリンは失望していた。親の決めた婚約者は富裕な貴族だが、父親より年上のうえに傲慢な俗物で、愛を育めるはずもない。この縁談から逃れたい一心で彼女は決意する。不品行な娘と噂され、婚約破棄されるように仕向けようと。マデリンがスキャンダルの相手に選んだ男性は、当代随一の名優にして劇場経営者のスコット。放蕩者としても名高い彼なら自分の誘いを受け入れてくれるのではと、素性を隠して劇場を訪れたマデリンだったが、スコットからは邪険にされるだけ。なんとか劇場の雑用係として雇ってもらえたものの、彼の前では失敗続きで…だがスコットはいつしか、マデリンのひたむきな姿から目が離せなくなっていた―クレイパスの記念碑的傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イヴ@乗馬に夢中

19
Capitol Theatre2,子爵令嬢マデリン×キャピタル劇場オーナー俳優のローガン。前作のヒーロに比べると迫力がなかったし、少々子供ぽい感じだった。ヒロインは令嬢に割には働きもの、周りに気遣うタイプ、そんなに美人じゃないけど好感持てる感じ。姉が最悪だった。物語は劇場が火事になったり、ローガンが倒れたり、それなりの山場はあったしだれることはなかった。ただ、ヒーロが残念すぎたかな。2018/05/12

菫子

16
キャピタルシアターシリーズ2作目(原題 Because You're Mine)。子爵令嬢×キャピタル劇場経営者兼俳優。リサクレイパス作品の中でもとくに重厚で煌びやかな雰囲気がとても素敵でそれを味わう作品だと思いました。舞台や建物などの細部の描写が好きです。あとこの作者様のヒーローはいつも女心をきゅんきゅんさせてくれるのだけど、この作品のヒーローはとくに複雑でひねくれ者。ヒロインを恨んでいて傷つけたいと思いつつ、それができないところが可愛らしかった。ストーリー展開はいつものリサクレ作品で安心して読めました2017/05/25

rokoroko

13
再読。久しぶりにリサクレイパス。結婚相手を嫌い俳優とスキャンダルおこせばその人との結婚は阻止できると向う見ずに突撃するお嬢様の話・・楽しい時間過ごせた2022/10/24

rokoroko

8
遥か昔によんだのかしらん。再読。世間知らずのお嬢様が自分の縁談潰したくて俳優とスキャンダル起こそうと思いつく話。世間知らずなのに仕事ができる子なのね。再読の間が長すぎて処分の対象になるのではとドキドキ。2016/11/28

えだ

6
「信用できない。復讐してやる」と言いながら、ヒロイン・マディにあれこれ世話を焼く。後で「ハッ!!復讐するんだった・・」と思い出し、辛辣な言葉を・・というヒーロー・ローガンのそれは「好きな子だから意地悪しちゃう」という可愛いものだった。 最後、マディに投げつけた言葉はちょっと許せなかったけど・・。 マディはムチャクチャ良い子。新風を吹き込んで、孤独だった人達が皆幸せに。面白かった。 2018/08/05

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