内容説明
留学生としてやってきたバイサス帝国の皇女リルターナとともに、イルスティン共和国への国外研修に向かったカイン達は、エスフォートの貴族コルジーノの陰謀に巻き込まれてしまう。だが陰謀を阻止し、邪神の使徒となったコルジーノを倒したカインは、その功績により辺境伯へと陞爵される。その後、騒動の渦中、タンバールの町で救った魔族の皇女リザベートを魔族の国へと連れ帰ることを決めたカインたち。だがカインの前に現れたセトが告げたのは、魔族による人間への宣戦布告であった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
10
タンバールの町で救った魔族の皇女リザベートを魔族の国へと連れ帰ることを決めたカインたちが魔族による人族への宣戦布告に巻き込まれる第一章と教国で教皇暗殺事件が起こり、後任を決める選挙に参加するハーナム司教の護衛任務を請け負ったカインが教国へと赴く第二章の二部構成となる本巻。第一章はカインが相変わらずやり過ぎ、リザベートの策士ぶりが光る。国も巻き込んでの押しの強さは彼女らしくて好きです。第二章はヒナタが登場。ヒナタは相変わらずです。ラストに出てきた気になるキャラクターがどう今後に絡むのか。次巻が楽しみ。2019/12/15
ちいたけ
5
魔国編と教皇選挙。自重はやっぱりなかった。(笑）2019/12/22
Abercrombie
2
外国での物語が２話。反乱を起こした魔王の鎮圧と、教皇選挙への介入。力が全ての魔族はともかく、教皇選挙まで力押しで片付けるとは、ややひねりが足りないような。2023/08/11
niko
1
最初の方はKindle Unlmitedで読んでいたのですが、「小説家になろう」に続きがあったので、公開されている分は最後まで読んでしまいました。最初の方は面白かったのですが、自重の知らなさ加減がひどすぎて途中から少し飽きてしまったのが少々残念でした。2022/01/08
ゆうきゆうき
0
魔国、教国と問題解決！神の使徒は今日も大忙し！ 帝国の陰謀野望も見え隠れし始めクライマックスが近づいてきた印象。 続きはよー。2024/01/11
